ＣＬの準決勝、チェルシーとバルセロナのセカンドレグは、２－２のドロー。
その結果、トータル３－２でチェルシーが決勝に駒を進めました！！
ポゼッションサッカーという同じ土俵にあがる相手からは徹底的にボールを奪取し、同じ土俵にあがろうとしない相手はボールとアンチフットボールを餌に否応なしに同じ土俵にあげようとする。
効率的なサッカーを武器にクラブＷ杯の決勝でサントスをフルボッコにしたグアルディオラ監督のバルサを倒せるチームは当分現れないかもしれないと思っていました。
ですが、それをチェルシーが成し遂げてくれました。こんなメシがウマいことはありません。ごちそさまでした。
また、試合後にチェルシーのディ・マッテオ暫定監督が、「バルセロナのようにプレーすることはできない。あんなプレーは、彼ら以外のチームには不可能だ。我々はそんなバルサに勝つために最善のプレーをしたまでだ。」と語ったそうですが、まさにその通りだと思いました
そして、「信じられないパフォーマンスだったね。ディフェンスが壁になることもあることは分かっているけど、僕たちは最後までそうだった。みんなが美しいサッカーを見たいと思っているのは、理解しているよ。でも、２点のビハインドで５０分以上を１０人で戦う状況では、こういったパフォーマンスになるものだ。僕たちは、スピリットを示したと思う。すごく時間が長く感じた。でも、僕たちの夜になる、という感覚があったね。」とチェルシーのイングランド代表ＭＦランパードは試合後にコメントしましたが、今日のブラジル代表ＭＦラミレスへのアシストはバルサのそれよりも美しかったと思います。
もっとも今日はダメ押しのゴールを決めたスペイン代表ＦＷフェルナンド・トーレスが全部持っていっちゃいましたが、、、。
いずれにせよあと１試合。
満身創痍なチェルシーですが、ビッグイヤーをスタンフォードブリッジに持って帰ってきて欲しいです。
