ユーロ2008はグループAはポルトガルとチェコ、グループBはドイツとクロアチアがそれぞれ順当に?初戦を白星で飾りました。それしてもドイツはポーランド相手に2007-2008シーズンのブンデスリーガで2ゴールしか挙げていないバイエルン・ミュンヘンのポドルスキーが2ゴールをマーク。来シーズンもバイエルン残留を表明しているポドルスキーですが、クローゼ&イタリアのトーニの2トップからレギュラーを奪えてない訳で、所属するチームを変えた方がいいんじゃないかと思います、、、。また、開催国のスイス&オーストリアはちょっと厳しい気がします、、、。
そんなユーロ2008のグループリーグで注目なのは何と言ってもオランダ&イタリア&フランス&ルーマニアの強豪国がひしめく、所謂”死のグループ”のグループC。W杯優勝のイタリアに準優勝のフランス、万年優勝候補のオランダの3つ巴チックですが、ルーマニアも予選ではオランダを上回ってる訳で、はっきり言ってどこが勝ち抜けてもおかしくないです。
まず、前回W杯王者のイタリアはW杯の成績が良いとユーロの成績が悪いというジンクスが気になるところ。確かに94年W杯で準優勝しましたが、96年ユーロはグループリーグ敗退。2000年のユーロは準優勝でしたが、2002年W杯は決勝トーナメント1回戦敗退。バロンドーラーのDFカンナヴァーロが離脱の影響も気になるところですが、CFのトーニにレジスタのピルロは健在ですから攻撃陣は問題なさそう。個人的に今一押しのローマのアクイラーニにはがんばって欲しいですね。出番は少なそうですが、、、。
前回W杯で準優勝に終わったフランスは98年W杯&ユーロ2000優勝メンバーが健在ですが、裏を返せば若手が少ないとも言えます。タイプは異なりますがジダンに代わってレ・ブルーの将軍になったリベリーがどこまでやれるかがポイントじゃないでしょうか。
伝統のウイングを廃し、ファン・ニステルローイの1トップをスナイデル&ファン・デルファールト&ファン・ペルシの3枚のシャドーで支えるオランダですが、戦い方云々よりも例によってチームワークがグループリーグ突破のカギだと思います。既にセードルフとファン・ボメルが戦わずしてチームを離れましたが、まだまだ火種が残ってそうです、、、。
ルーマニアはインテルのギヴはもちろんですが、注目はフィオレンティーナで完全復活を遂げたムトゥでしょう。ユーロ2000でもドイツ&イングランド&ポルトガルのグループリーグを突破しているだけに、ひょっとするかもしれません。