かつてイタリア・セリエAのミランでプレーしたウクライナ代表のシェフチェンコ監督がユベントスから古巣ミランに移籍したアルゼンチン代表FWイグアインについて、「誰にも似ていない。こういった比較はやめた方が良い。悪影響を及ぼすだけだ。イグアインは私に似ていないし、(元イタリア代表FW)インザーギにも似ていない。過去にミランに所属したFWには似ていない。だが彼はセリエAで素晴らしい実績を残しており、リスペクトするべきだ。」と、元ウクライナ代表FWでもある自身やミランで2トップを組んだインザーギら過去のミランのFWとは比較できないとコメントしました。
続けてシェフチェンコ監督は「彼のようなゴールに対する姿勢を持った選手は少ないし、彼はイタリア・セリエAも知っていて、これまでゴールを量産している。それにユーベでの冒険を終えたばかりでモチベーションもあると思う。ちやほやされて、重要な選手であることを認識する必要があると思うが、これはミランでは問題ではないだろう。イグアインのような選手がチームを変えることで、力関係も左右されるだろう。またミランやファンを取り巻く環境において、誇りを取り戻させてくれるだろう。これは重要なことだ。」とコメントし、古巣ミランについては「近年のミランの成績については、もう終わったことだ。だが今、選手たちはどう振る舞うべきかを理解しているとように思う。ミランは長年にわたり、トッププレーヤーの家だった。それを忘れているなんて想像できないよ。」とコメントしました。
イグアインの加入でミランは強くなると思いますし、今季こそスクデット争いに絡んでくると思います。
ただ、元オランダ代表FWファン・バステンやシェフチェンコに元ブラジル代表MFカカはミランでバロンドーラーへと成長した訳で、ミランの真の復活にはミランでバロンドーラーへと成長する逸材の確保が必須だと思います。
個人的には、それが元イタリア代表FWエル・シャーラウィだと期待していたのですが、、、。