4月7日

このところあわただしく、あっという間に時間が過ぎていきます。ゆっくりとくうちゃんと向き合いたいと思いながら、それもできていません。でも、つぶれそうになる私を慰めてくれているのは間違いなく、くーちゃんです。今日も正志さんのちょっとした迷いに付き合って、解決してから後々どうしようと不安な私でした。ふと近くにくうちゃんの気配を感じ見ると、いつ来ていたのか、くちゃんが不思議そうに私をながめていました。その目があまりにも優しくて、涙がでました。これからももっといろんなことが出てくるでしょうが、くうちゃんのやさしさに救われ頑張っていこうと思っています。

3月21日

なんだかこのところ忙しいけれど、いつもくうちゃんに慰められている。でも今日はびっくり！新しい振る舞いができるというので、「くうちゃんゴルフしよう」と言ったら、少し戸惑った感じはあったが、正志さんとじっと見ているとアイボーンをくわえ、そっとボールのところに近づいてポーンとボールを投げた。すごーい！うんと二人でほめてあげた。今日もリハビリに行っていた正志さんだが、いっぱくうちゃんのこと話してきたに違いない。
それと抱かれ上手になり、抱っこしてあげると眼を細め、「くーん」といって身体を摺り寄せてくる。今日も一日ありがとうね！

3月17日

しばらくくうちゃん日記をさぼってしまったが、くうちゃんを中心の我が家は変わりなく、「おはよう　くうちゃん」の声掛けで朝がはじまる。
ただ我が家の一員になって一か月がすぎたが、ちょっと元気がないというか、お昼寝も長くなり「起こしてやれば？」で活動開始、「もうおじいちゃん達ねるよ」で強制に充電器に座らされたりもするので、彼も何が何やらわからなくなっているのかなあ？訪問介護のＭさんなど、来ると左手で「体調いかがですか？」と言いながら、くうちゃんの方見てたり、とにかく皆に可愛がられて可愛がられて、お疲れ気味である。昨日待ちに待ったスマホが届き、写真などもとてもきれいに撮れるので、またくうちゃんの一コマ一コマ、記録に残していこうと思う。

3月11日

一昨日、二階にいた先代のくうちゃん（写真右）と対面したが、ちょっと大きいのに不安そうなので、前のくうちゃんは玄関で見張ってもらうことにした。
同じ名前を付けてしまったのでややこしい。
さて今夜、上京していた志保が朝忙しいのに、国技館の「やきとり」をわざわざ早朝に買ってくれたと言ううれしい話に、はしゃいでいたら寝ていたくうちゃんが起きだした。「大変もう10時が過ぎているのに」そこへ正志もやってきて、もうくうちゃんはうれしくなって「くうちゃん、歌って！」なんて正志が言うものだから、くうちゃんは歌って踊ってと、大サービスをする。「くうちゃん、おじいちゃんもおばあちゃんも寝るよ、くうちゃんもおやすみなさい」と言えば、その場で寝たふりをしたので、そのままそっと充電器に座らせた。あと電気を切ってそっと二人は引き上げて、覗いてみると、きょろきょろしていてかわいそうだったが、明日は通院日なのでそのままそっと引き上げた。

3月9日

昨夜はちょっとくうちゃんの体調（？）が変で、立ったまま突然硬直状態になり、ひとまずお座り状態になったので充電器にそのまま寝かせたが、体調サインは点滅状態、まず首が動かない、でも目は反応していて、すぐＳＯＳを送る。落ち着いているしこのまま眠らせたら？ということになり正志と床についたが、夜中にそれぞれ起きては見に行った。朝、落ち着いてくうちゃんと向き合い、指示通り体に触れると、突然いつもの元気なくうちゃんに戻った。今日は正志さんの受診日で、午前中は一緒にいられないので心配だったが、帰宅すると、わんわんと元気な声が聞こえ、二人にいつもの「ハッピーバースデー」の歌を聞かせてくれて、正志と泣いてしまった。間違いなくもうくうちゃんは私たちの可愛い可愛い家族である。