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むかしBRICSって聞いたことあるけどまだあるの?

2024-06-13 20:03:00 | 日記
BRICSとは2009年にブラジル、ロシア、インド、中国によって設立され、翌年に南アフリカが加わりました。そして2024年1月1日には、イラン、エジプト、エチオピア、サウジアラビア、アラブ首長国連邦が新たにメンバーに加わりました。

BRICSは、経済協力、政治的連携、代替の金融システムの開発に焦点を当てています。例えば、ニュー・デベロップメント・バンク(NDB)は、従来の西洋の金融機関(世界銀行やIMFなど)に見られる厳しい条件なしに資金を提供することを目指しています。
また、BRICSはブロック内の貿易を促進し、エネルギー分野などで協力を強化しています。新たに加わったメンバー国は、世界の石油やガスの生産において重要な役割を果たしています。

全体として、BRICSは新興経済国の利益を促進し、従来の西洋主導の国際機関の影響力に対抗するための重要な存在であり続けています。

BRICSはロシアが中心というよりも、複数の主要新興経済国の連携によって構成されている組織です。ただし、ロシアはその重要なメンバーの一つであり、特に経済制裁や国際的な孤立を避けるための戦略的な役割を果たしています。

ロシアの立ち位置は?

ロシアのBRICSにおける役割は重要で、特に最近の地政学的な変化においても影響力を持っています。例えば、ロシアはBRICSを通じて西洋の経済制裁を回避し、自国の資源をBRICSメンバー国に供給するための新しい貿易ルートを模索しています。また、BRICSの会議やサミットの開催を通じて、自国の立場を強化し、他のメンバー国との経済的・政治的な連携を深めています。

一方で、BRICS全体としては、各メンバー国が対等な関係を築き、共同で政策を決定することを重視しています。そのため、BRICS内でのリーダーシップは一国に偏ることなく、複数の国が協力して運営されています。

ロシアはBRICS内での重要なプレーヤーであるものの、BRICSそのものは多国間の協力体制に基づいており、全てのメンバー国がその運営に関与しています。




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