子宮筋腫の手術のために入院するのにあたって、イミグランを多めに処方してもらっていた。ホルモン治療の影響でここ最近のイミグランの消費はものすごかったし、年明けまでずっと会社を休むことになっており、その分脳がリラックスして片頭痛発作も起こりやすくなることは多分に考えられたから。
入院時の荷物にも、もちろんイミグランを入れていき、主治医の先生にも申告しておいた。
するとよりにもよって手術当日の朝、片頭痛がはじまった。
手術の予定は昼すぎ。朝から点滴などで準備している状態だったのだけど、頭痛はどんどんひどくなるので、イミグランの点鼻をして、先生にも報告しておいた。
すごく不思議なことだけど、手術に緊張するどころか、脳はとてもリラックスしていたのかしら、と思う。前日に服用した眠剤（ハルシオン）のせいかもしれない。
とはいえ点鼻なのにあまり効果が出てこなくて、それから手術で全身麻酔をする直前まで、けっこうひどい頭痛が続いていた。手術前に看護師さんが麻酔科の先生にイミグランを服用しているけれど頭痛がおさまらないことを申し送りしていて、麻酔科の先生に「術後にちょっとむかむかが強いかもしれませんね」と言われた。
そしてその通り？術後、一晩じゅう吐き気に苦しむことになった。
それから入院中、イミグランを使うほどのひどい痛みはなかった。傷の痛み止めとしてロキソニンを服用していたので、それが頭痛にも効いていたのかもしれない。