ふあふあクラゲ館だより

ごめんなさい~クラゲのこととか書いてないけど、、、

マラソンのラップタイム

2017-09-13 14:50:32 | 日記

マラソン駅伝のテレビ中継では、画面に5キロごとのラップタイムが表示されます。

この計測は、選手一人ひとりに発信器用のICチップが装着されていることでおこなわれています

ICチップは、大会によってシューズの紐にくくりつけたり、ゼッケンの裏に装着したりしています。

ランナーが走ると、計時時点に置かれた電波受信機が、ICチップに入力された個人情報を読み取り、タイムが瞬時に計測されるという仕組みになっています。

そのデータは、通信システムによって集計センターに送られるとともに、テレビ局にも情報が送られ、瞬時にして画面に表示されるというわけです。

この方法なら、市民マラソン大会などで、数十人の選手がほぼ同時に計時地点を通過しても、漏れなく通過タイムやゴールタイムを計測できます。

ちなみに、マラソンの正式タイムは、号砲が鳴ってからゴールするまでです。

市民マラソンのように参加者が多く、号砲が鳴ってからスタートラインに到達するまでに数分かかったとしても、正式記録は号砲が鳴ってからゴールまでのタイムです

ただし、最近は、ICチップを導入することで、スタートライン通過後からゴールまでの実質タイムを測定することも可能となっています。



意外に決まらないサッカーのPK

2017-09-11 10:27:04 | 日記

サッカーの試合で、ペナルティ・キック(PK)の成功率はプロレベルで約80%だそうですが、逆にいうと、近くから誰にも邪魔されずに蹴って、5回に1回ははずしていることになります

意外にはずすことが多いのは、プロ選手のPK戦が、いまやデータにもとづく心理戦になっているからです。

たとえば、2010年のW杯アフリカ大会では、PK戦を除いて全64試合で15回のPKシーンがありました。

そのうち特典が決まったのは9回で、成功率60パーセントと低かったのは、その裏でデータ・サッカーが繰り広げられたからです。

各チームは、キッカーの蹴る方向や蹴り方をあらかじめ調べ上げ、ゴールキーパーはそのデータにもとづいて対応しました。

また、キッカーのほうも、自分のキックが調べあげられていることを承知していましたが、その裏を読んだり、考えすぎたりして、かえってはずしてしまうというケースが目立つことになりました。

日本代表でPKといえば、シドニー五輪の準々決勝を思い出す人も少なくないでしょう。

しかも、はずしたのはエースの中田英寿選手でした

アメリカのGKの動きが予測とは違ったため、一瞬のとまどいが、中田選手のキックに微妙な影響を与えたのかもしれません。