雲の上のさかな

山上湖での鱒釣りの記録と遊びの日録です。自転車の話も少し。

香港出張

2008年05月26日 22時52分30秒 | その他



ただいま香港出張から帰国しました。

この出張の準備のため5月の本マス祭りを逃した私。
仕事が無事終わり、せめてうまいものでも食って自分を慰めようかと「日本語メニューあります」の看板を頼りに一軒の店に入り、さて何を食おうか・・・。



「焼きがちょ」・・・ちょっと怪しいな。

「焼かれたハト」・・・・それはないだろ。




で、無難に北京ダックを選択。一羽約4000円。2-3人で食べれば幸せなことこの上なし。






豚足の煮物。うますぎる。500円。





ケールの蒸し物。青汁の原料ですな。これもうまい。300円。






お土産を買おうと日本語の看板を頼りに菓子屋に入り・・・。優良品?






買った干しあんず。もしかしてドライアプリコット?

・・・・日本語ができるというだけで働き口があるかも知れない。この町では。



さあ、フライを巻いて出撃準備ですな。

生き残った賢い本マスに遊んでもらいましょう。木曜か金曜あたりに。


中禅寺の浮世絵師たちは その一

2008年05月06日 05時17分34秒 | 釣行記録

5/3(土)

江戸の浮世絵師たちは好んでカレイの腹の絵を描いたとか。
海の底にいて、滅多に見せないその白い腹が艶かしくてたまらんのだそうな。

深場にいて滅多に釣れないレイクの白い腹はどうだろう?



中禅寺に通うレイクハンターの方々。一日数十本上げる日もあるとか。船釣りです。

貸しボート屋さんで知り合ったその道の一人からそのレイク釣りのお誘いを受けました。


準備しろと言われたのが、タイプⅥのシューティングヘッド+フラットビーム100m。

教えてもらった釣り方なのであまり詳しく書けませんが、とにかくラインを長く出す釣りです。



フランスの尾根と大尻沖の300mくらいの間、狙う棚は10m-25m。

こんな釣りがあるとは。


で、問題のレイクの腹は?

釣れなかったのでわかりませんな。
二人そろって撃沈です。

6月に再トライすることになりました。
nさん、操船お疲れ様でした。また行きましょうね。


大尻のボート釣り

2008年04月23日 10時17分59秒 | 釣行記録

4/22(火)

大尻から見た男体山。
春まだ浅き。

今年の開幕は大尻でのボート釣りです。昨年、ソナーに映る魚影の濃さにびっくりした場所。まずは手堅く。

貸しボート屋さんが、「昨日、ボートから落ちて一人亡くなってるからえびすさんも気をつけてね。風が吹いたら無理に桟橋に戻らずに近い岸に逃げてね。この時期の水温なら落ちて5分で体が動かなくなるからね。」だって。この一言で今日は大尻に張り付こうと決断。

ボートを風上へ。風上に向かってタイプ6をキャスト。フライは#10のマラブー。船が風に流されフルラインが出きったらリトリーブ開始。

ソナーに表示される水深は4-7m位。やはりすごい魚の数。中層に群れる魚(ヒメマス?)とボトムにへばり付く大きな魚(レイク?)。

時々フライが底をこするけど不思議と根掛からない。

す~、がりがり。す~、がりがり。す~、ドン。はうぁ。

掛かった直後は軽く感じるけれど、徐々にパワーが出てきて、最後はボトムにへばりついて動かなくなる。中禅寺の根魚らしいファイト。

あがってきたのは50cm前後のブラウン。初の50cm越えか?

「しまった。メジャー忘れた。どうしよう。」

焦る。魚跳ねる。ラインぐちゃぐちゃ。ますます焦る。魚弱る。もうパニック。

その時、船の舳先に故開高氏の姿が。「芸術はcmではない。」

むぅ。志が低すぎたか。

釣れてくれてありがとう。50cm前後のブラウン君。

遊びが終わって日が暮れて。



お約束のトンカツ浅井。
今年は何回これるだろう?

 


こ、これはすごい。

2007年08月25日 22時55分52秒 | その他

芋焼酎 原口屋甚衛門

秋の夜長には焼酎でもゆっくり飲みたいという同志の方々。
これはお勧めです。

濃厚、芳醇。堂々とした甘口。割ったり冷やしたりしちゃだめですよ。

720mlで¥1600以上する(近所の酒屋の値段)が難点。



株式暴落

2007年08月17日 18時05分09秒 | その他



今日の職場は株の話で持ちきり。
「今日一日で数百万損しましたぁ~」などと泣いている若いやつが・・・・・。

彼の勤続年数と収入を考えると、ほとんどすべての可処分所得をつぎ込んでなきゃ計算合わないぞ?

恐ろしい、株式は。

私の弟は大手証券会社の企画屋。彼曰く、

「儲けるやつは銘柄にはこだわらない。業績にも関心がない。純粋にタイミングだけで勝負する。世の中は今どんな幻想を見ているのか。それが見えるやつにはそのタイミングがわかる。」

不毛ですな。不毛なだけのマネーゲーム。


夜、奥さんと近所の居酒屋に。
いろいろ食べて喜んでいただきました。私もうれしい。

外国為替ベースの投資信託で数十万円の損を出した私は、奥さんの機嫌取りに気を使っているわけです。

あーあ。円高基調が収まらないかなぁ。


ぼくの夏休み

2007年08月12日 21時38分52秒 | 遊びの記録

今日は親戚の子供とクワガタ取りです。
近くの茂みにクワガタが集まる木があります。

早朝。静かに忍び寄って木を蹴ると、

ぼたぼたっと3-4匹のクワガタやらカブトムシが落下してきます。



今日一番の大物。のこぎりくわがた。

こちらは脱皮に向かうセミの幼虫。ほふく前進中。




こちらは脱皮中。

はしゃぐ子供の姿につられてこちらも真剣なりましたね。

楽しい一日でした。


海は気持ちいい

2007年08月06日 23時18分53秒 | 釣行記録


今日は日立港でアイナメ釣りです。骨折からの復帰代一戦。

駐車禁止、進入禁止、通行止め、通行止め、進入禁止・・・・・。
一度いえばわかる。よほど守らない人が多いのか?

この脇の道を通って堤防に向かいます。


もうすっかり夏ですな。



テトラの間に糸を垂らしてあたりを待ちます。
ビールなど飲みながら。



隣のおじいさんの竿が満月。巨大アイナメか?



あがってきたのは巨大イセエビ。

おじいさん曰く、「750gだな」
何でわかるんだろう?この人かなりの達人と見た。

今度は堤防の反対側の人の竿が満月。な、なんだ?



タコ。今日3匹目らしい。すごい。

私はぼうず。でも景色がよくて気持ちよかった。
楽しい一日でした。


うなぎ

2007年08月05日 22時17分15秒 | その他



浅草、色川。

飯が熱々。たとえ短時間でも重箱でしっかりうなぎを蒸らす。

箸を立てると飯と鰻が一緒にほぐれる。

軒先に並べられた植物の鉢。その脇の瓶にはメダカ。
店は狭い。昔の日本の寸法。暖簾はくぐれるほどに低い。

店内に響く乾いたウチワの音。うっすら煙が漂い、ときどき灰がパラパラ。
大将はもちろん江戸っ子。

私にとって100点の店。この味と風情は残ってほしいなぁ。



こちらはご近所。土浦、小松屋のうなぎ。



大正五年創業の老舗。

美味しい。
でも最近(代替わりした?)風情がなくなって残念。

やっぱりうなぎは風情抜きには味わえないんだよなぁ。


こんなことってある?

2007年06月25日 13時19分31秒 | 釣りに関連して

足が完治して喜び勇んで出かけたサイクリング。
ハンドルを取られて転倒。肋骨骨折(2ヶ所)、全治5週間。

んなことってあるだろうか。

夢かな。

山側に入るため申請していた有給休暇を使って病院にいく羽目に。
医者曰く、肋骨はほかの骨よりも治りは早くて、痛みも10日もすればおさまる、と。
ギブスも不要らしい。

その10日が大事なんですよ、先生。ホンマスが潜ってしまうんです。
こんなことなら先に釣りに行って、その後にサイクリングに行けばよかった。とほほ。

1)無理を押して山側に出かける。
2)Kさんに誘われてるイカ釣りに行く(波止のルアー釣りなので楽チン)。
3)賢明な中年は3度目を警戒してじっとしている。

決断せねば。




怠け者の釣り

2007年06月05日 22時11分34秒 | 釣行記録

6/4(月)

3週間の松葉づえ生活は私に強靭な腕力をもたらしました

足が痛い、腕力に自信あり、とくればローボートを使ったハーリングです。

この時期、沖めの表層近くにホンマスの集団がいるはず。一日漕げば一匹くらい釣れるんじゃないか?

故開高健さんによればハーリングは怠け者の釣りだとか。ならば筋肉痛になるまで漕ごうじゃないか。人間らしく。

5時出船。
#8ロッドにタイプ3のシューティングヘッド。フライは#10のマラブー。

本栂沖。何も無し。

砥沢沖。何も無し。

八丁沖。何も無し。

小寺沖。何も無し。



ソナーには魚らしきものがまったく映らない。おかしいなぁ。


ハーリングって意外と難しい。船のスピードが把握しにくい。フライはどんなふうに泳いでいるのか。疑心暗鬼。

逆のルートで大尻へ。大尻に入ったとたんに雰囲気が急変。

ソナーに頻繁に影が現れるけど、これはゴミか?
トローラーに聞くと「魚はいっぱい映るよ」だって。やっぱり魚だ。山側とは雲泥の差。

ソナーによれば大尻は深さ4m-10mくらいの広大な浅場で、底はゴロタ+砂(たぶん)。
中禅寺の他のポイントとはまったく地形が異なりますな。

浮かんでる釣りボートは10艇以上。巨大白鳥も5艇以上。ほかにジェットボートやら観光船やらでごった返してます。



気分転換にパンを食べながら休憩。袋が丸々と膨らんで、やはりここは山の上。



快晴。久しぶりの中禅寺は新緑で気持ちがいい。

おっ、桟橋前で一人が何かを掛けた。ロッドが水面に刺さってて大きそう。60cmくらいのレイクかな。

おっ、また一人掛けた。これもレイクか。

みなさんどんな釣りしてんだろ。しばし観察。ふんふん、なるほど。

タイプⅥを使った釣り。風上に17,8mほどキャストして、ボートを流しながらカウントダウン。着底したころにはボートが流されることによって引き出された分のラインが加わって、ほぼフルラインが出される。そこでリトリーブ開始。これを風上から風下まで風に流されながら繰り返す。
すかさず車にタイプⅥを取りにいく私。ホンマスのことはもう忘れている・・・。



3時間経過。何も無し。

あきらめムードが漂い始めた17時ころ。フランス沖。

す~、す~、ドン。「うおっ。」



あがってきたのはブラウントラウト49cm。岸に上がって写真撮影。

6月のブラウン。最高のファイト。釣れてくれてアリガトー。



目標の50cmには1cm足りないけど、おまけしてロースかつ定食。

早く足が治らないかなー。魚が多い大尻もいいけど、自分はやはり山側を歩きたいな。