PM2.5による鼻水、鼻づまりと頭痛

PM２．５がらみの治療が増えてきました。

現在出ている鼻水、鼻づまり、頭痛などの症状は平均すると10回の治療で収束します。

ただし、根本的にぶり返さないように完治するまでは半年から1年かかります。

その後は約2週間に1回のメンテナンスになります。
人によっては帰国後にご自身でメンテナンスができるようにとセルフかっさ講座をご受講されるかたもいます。


昨日はPM2.5の影響で外出時に頭頂部の頭痛を感じるという方が治療にいらっしゃいました。
この方の場合はまず肺が弱っており、呼吸が浅く、鼻水もでます。

本来は肺が肝臓の陽気が上がりすぎるのを抑えるのですが、肺が弱っていて抑えきれず、空気の悪いところに行くと陽気が上がりすぎて頭頂部に張るような痛みが出てきています。

とてもわかりやすい症状です。

肺の働きを正常にし、肝陽を抑える治療をしていきます。



この1年漢方を飲んだけれども、鼻づまりが解消されないということで来院中の学生さんがいます。
3回ほどの治療を終えましたが、12月初旬のPM数値が500超えの日でも鼻水が少なく、鼻詰まりもかいしょうされつつあります。

肺以外に脾臓の弱りから眠気が出ていますので、併せて治療していきます。