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「アメリカン・パイ」のヒット以前からも活動は行っており、ピート・シガーとの出会いによりクリアーウォーター・スループに参加。69年には小レーベルから「タペストリー」(「AND I LOVE YOU SO」:ペリーコモが後々カバーしたヒット曲なんかも入っていた)というアルバムをリリース。しかし全く見向きもされなかった。そして71年にリリースされた「アメリカン・パイ」。当時としては異例の8分以上もあった曲で、昔のレコードシングルではとても1枚の片面に収まらなかったため、AB両面に収録された。筆者は残念ながらシングル盤を持っていないので、どこが切れ目なのかはわからない。
彼の代表作はやはり何と言っても「アメリカン・パイ」。50年代に活躍し、22歳の若さで悲運な飛行機事故死を遂げたバディー・ホリーに捧げた曲で、彼の曲を聴いてドン・マクリーンは音楽家になったとのこと。この曲に登場するKING&QUEENは、バディ・ホリーと親交の深かったエルビス・プレスリーとコニー・フランシスのこと。英語の歌詞はよくわからないし、『辛抱・忍耐・根性』という言葉は大嫌いな飽きっぽい筆者ではあるが、8分の曲を聴いてても、もっと続いてほしいというような名曲である。