キングジョージ6世&クイーンエリザベス・D・S | ||
GⅠ | 英・アスコット競馬場 芝12ハロン |
馬名 | 馬齢 | 重量 | 馬 主 | 調教師 | 所属 |
ベレノス | 牡4 | 60.5 | ゴドルフィン | S.B.スルール | UAE |
チェリーミックス | 牡5 | 60.5 | ゴドルフィン | S.B.スルール | UAE |
エレクトロキューショニスト | 牡5 | 60.5 | ゴドルフィン | S.B.スルール | UAE |
エンフォーサー | 牡4 | 60.5 | DGクラーク&CLAエジントン | W.R.ムーア | 英 |
ハーツクライ | 牡5 | 60.5 | 社台RH | 橋口弘次郎 | 日 |
ハリケーンラン | 牡4 | 60.5 | M.テイバー | A.ファーブル | 仏 |
マラーヘル | 牡5 | 60.5 | ハムダン殿下 | M.スタウト | 英 |
ソーピーデインジャー | 牡3 | 55.0 | R.J.ジェイコブズ夫人 | M.ジョンストン | 英 |
ついに今週末、我が日本の誇るツートップの一角ハーツクライがキングジョージに出走します!
怪我で心配されたルメールも復帰の見込みで状態も万全!
欧州勢は3歳ディラントーマスと、女傑ウィジャボードが回避!
ライバルは欧州最強のハリケーンランとゴドルフィンの筆頭格エレクトロキューショニストの2頭になりそうだ。
大手ブックメーカー・ウィリアムヒル社によるとハーツは4.0倍の3番人気。エレクトロが3.25倍で、1番人気はやはりハリケーンランで2.0倍となっている。
そのハリケーンランだが主戦のファロンが八百長行為で騎乗できないのは痛い。
さらに今年初戦のタタソールズGCこそ7馬身差で圧勝したが(3頭立て)、前走サンクルー大賞は6歳牝馬プライドにアタマ差交わされ2着に敗戦と、昨年ほどのインパクトを残せていない。
もちろん力があるのは誰しもが認めるところではあるが、噂ほど抜けた存在ではないのではないだろうか。
同馬主のディラントーマスを回避させて確実に勝てると見込んでいるようではあるが。
昨年ヨークのインターナショナルSでゼンノロブロイの前に立ち塞がったエレクトロキューショニストはどうか。
次走のカナディアン国際Sで断然1番人気を裏切った後、ゴドルフィンに売却され、ダートを2戦。2戦目ではドバイWCを完勝している。
その後芝路線に戻り、6月のプリンスオブウェールズSに出走したが前述のウイジャボードに完敗してしまった。
ドバイWCではその力を存分に発揮したものの、芝では並の一流馬という感じ。
ハリケーンランがS級ならば、この馬はA級レベルだろう。鞍上込みでも勝ちきるまではどうか。
残りの出走馬は明らかに格下。
ベレノスとチェリーミックスはゴドルフィンのペースメーカだし(出走はどちらか1頭になる見込み)、地元勢は実績に乏しい。
唯一マラーヘルだけが昨年インターナショナルS、英チャンピオンS、香港Cと3度GⅠで3着に入るなどの実績がある。
こういったメンバーの中でハーツクライは果たして栄冠に輝くことができるのか!?
有馬、ドバイシーマクラシックに続いてGⅠ3連勝を遂げることができるのか!?
kr84はこう予想。
◎ハリケーンラン
○ハーツクライ
▲エレクトロキューショニスト
△マラーヘル
勝つのは十中八九ハリケーンランだろう。
前走の敗因は早仕掛け。父モンジューもキングジョージまでは勝ちきった。
心配なのは騎手だけ。誰が乗るのかに注目が集まる。
ハーツクライは2番手評価。
ペースメーカーの関係でドバイのような一人旅は厳しそう。
ある程度前に行くことになると思うが、ハリケーンランに目標にされる展開では苦しい。
力をすべて出し切れば、頭もなくはないが、やはりアウェーでは厳しい。
エレクトロキューショニストは地力に劣るとみての▲。
とはいえ鞍上は天才デットーリ。2頭が牽制しあえば一発ある。
マラーヘルは1強崩れた時の3着ならば。
ハーツクライは2着に惜敗。
kr84はそう予想する。