さくらの散歩が日課のようになっていた。
この日は、さくらと子供達で山に入り、木の実などを拾って遊ぶことに。
どんぐりは勿論、栗(イノシシに食べられていた・・・)、松ぼっくりなどなど、名前も知らないような木の実が沢山落ちている。
木の葉の下には冬支度を始めた虫なども隠れていて、子供達には宝探しのようなものである。
さくらもすっかり道を覚え、自分の行くべきルートに突っ走っていく。
こいちゃんもいっくんも沢山どんぐりを拾って帰った。
お昼ご飯を楽しむ私たちの脇で、いっくんは何やらお制作。
どんぐりの上に、木の実を半分に切った物を、中身をくりぬいてかぶせ「キノコの森」を作っている様子。
ご飯も食べずに、それを沢山作り、キノコの王様になっていたいっくん。
ただ集めれば満足のこいちゃんは、私達と一緒にバーベキューを楽しんでいた。
やはり、花より団子なのか・・・女の子である。