さくらちゃんは私に期待をしすぎである。
おいしいものをくれるんじゃないか。
散歩に連れて行ってくれるんじゃないか。
抱っこしてくれるんじゃないか。
大体彼女の頭の中はそんな感じの「期待」で埋め尽くされていると思われる。
だからって、私が別室に着替えに入った時まで待ち構えなくても…。
写真はそんな様子を見ていた伴侶から送られてきたものだ。
こんなかわいい様子を見てしまったら、期待に応えたいと思ってしまうのは当然じゃないだろうか。
今日もさくらちゃんの言いなりになり、重い体を引きずって散歩に出かける私であった。