ルルはお風呂に入らない。
いや、語弊がある、シャワーしか浴びないという意味である。
先日、こいちゃんとスパに行って温泉デビューしたらしく（いやだったら入らなくてもジュース飲んだり、ネットで遊んだりできるよと言っていたのに入ったらしい。）もしかしてお風呂も好きなのかと思ったが、全く興味を示さない。
何度か「お風呂にお湯を入れようか？」と聞いてみたが、「いらない」と言うので本当にどうでもいいのだろう。
さて、私を除きお風呂が好きな3人（それが普通か？）はお風呂を時々ためている。
私は仕事から帰宅すると3回の洗濯と、これまた3回（出された食器を洗い、料理中の物を洗い、食べ終わったら洗うのがそれぞれ大量）の食器洗いに追われ、風呂にゆっくり浸かりたいとも思わなくなっている。
こいちゃんがほとんどの料理を担ってくれるのが何より助かる。
さすが、中三にもなると娘は使える！！
さて、話を戻すが風呂好きの3人が入る際に泡ぶろにしてやるとテンションが上がるようだ。
キッチンにまで聞こえる大きな音で水を叩き、思い切り泡を出し、セレブ気分に浸るのだ。
おぉ…なかなか頑張ったようだな…。
泡に囲まれたいっくんがにっこりとほほ笑む。
浴槽の外で茫然とするさくらちゃん。
うん、寒いね…。
泡ぶろはいけない。
彼が夢中になって泡を量産している間にさくらちゃんは取り残されていた。
ちなみにさくらちゃんの好みの温度は少し熱め。
ぬるいと機嫌が悪くなりソワソワするのだが、温度を上げるとグウグウ（機嫌が良い時に出る）言いながらペタリと床に座り、少し体を水平にして、より沢山のお湯を浴びられるように調整するのだ。
しっかり体が温まって満足すると立ち上がり、これで終了、拭き上げとなる。
ドライヤーも好きなので体を拭いた後はまず一番にトイレに行き、お股を拭いてやるとドライヤーの所に歩いていく。
時々トイレで遅れてしまい、ドライヤーで私が先に頭を乾かし始めると慌てたように走ってくるのがたまらなく可愛い…。
お風呂に関する色んな風習や思い入れ、面白いなぁと思うのだ。
