松下工務店 横浜市<磯子区> H様邸新築工事進行レポート

現在進行中のH様邸の新築工事をリアルタイムでレポートしています

完成

2010年04月22日 | 日記
≪完成≫

<建物情報> 
  敷地面積;24坪 延床面積;32坪 建築階高;3階建て 工法;木造在来工法

H様邸が完成しました
お話をいただいたのが昨年の9月頃。約半年間のお仕事になりました。

工事前から設計者と細かい打ち合わせが幾度となくありましたが、無事、お客様に満足していただける建物になりました。これからがH様との長いお付き合いの始まりです。

不都合な点、ありましたら遠慮なくお申し付けください。

では、完成写真をどうぞご堪能ください。


■外観写真 外壁はジョリパット吹付け仕上。道路側にポイントとしてレッドシダー材をルーバーのように取付けています。
 
           


 


■鉄骨階段 工事の様子でも報告したように、1F~2F、2F~3Fに上がる内部階段を鉄骨階段となっています。利点は、ケコミがないため、とてもシャープで広く感じられます。

  


■2階リビング 2階にLDKを配置するプランになっており、さらに、吹き抜けにすることで開放感があり、お部屋が広く感じられます。

      

 

 


■玄関 玄関ドアは、引き戸なので出入りがとても楽です。建具は木製キシラデコール仕上げ。

 




■子供室3階・寝室1階  3階が子供室となっています勾配天井にトップライトで部屋を明るく演出しています。1階が夫婦室になっています。また、子供室・寝室は無垢材のヒノキを使用。(リビングはウォールナット無垢材)

 

 


■キッチン システムキッチン クリナップ製w2550 対面キッチンで正面に壁がない配置になっているので、開放感があり、小さなお子様も目が届きやすく設計されています。

              

 




施工者:有限会社松下工務店 
設計 :フォーデザインラボ


最後に、ホームページ及びブログ上で建物内外の写真等を載せることを了承していただいた、H様に心より御礼申し上げます。

内装仕上げ工事・シックハウス

2010年04月14日 | 日記
≪内装仕上げ工事≫

<建物情報> 
  敷地面積;24坪 延床面積;32坪 建築階高;3階建て 工法;木造在来工法


いよいよ、最後の仕上げ工事です。建具を吊ったり、内部塗装工事、クロス貼り等を行っていきます。


■クロス工事

パテ処理                             パテ完了
 

クロス貼り
 

■建具取付け

玄関ドア吊りこみの様子



シックハウス対策: F☆☆☆☆…☆4つが最大で塗料や接着剤等に表記されたものを使用します

構造用合板                                タイル接着剤
 

塗料                                   クロス材
 

クロス接着剤                               クッションフロアーの接着剤
 

外壁材ジョリパット                            外壁シーラー
 


次回は、完成の様子を報告したいと思います

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木工工事・キッチン・UB

2010年04月01日 | 日記
≪木工工事・キッチン・UB取付け≫

<建物情報> 
  敷地面積;24坪 延床面積;32坪 建築階高;3階建て 工法;木造在来工法

今回のレポートは、木工工事とキッチン取付け、ユニットバス取り付けの様子を報告したいと思います。


■木工工事  床はフローリング貼り・巾木取付け。
         壁は耐火ボード貼り・窓やドアの枠を取り付け。
         天井は、耐火ボード貼り。
         造作として、階段床板やカウンター、収納の棚などを取付けていきます。

フローリング貼る前                          フローリング貼り後


床材はヒノキとウォールナットの2種類を使い、各部屋・階ごとに貼り分けています


枠の加工・取付けの様子                       階段踏み板加工の様子



カウンター取付けの様子                       天井・壁の耐火ボード取付けの様子




■キッチン取付け  クリナップ製クリンレディーW2550
             食器洗乾燥機付・IHクッキングヒーター仕様

システムキッチン取り付けの様子




■ユニットバス TOTO製 スプリノ 1616サイズ 片引き戸 2階に設置


給水・給湯・排水の配管                      吊架台の設置(2階用)



ユニットバス設置の様子




次回はいよいよ最後の仕上げ工事(建具・クロス等)を報告したいと思います



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断熱工事

2010年03月15日 | 日記
≪断熱工事≫

<建物情報> 
  敷地面積;24坪 延床面積;32坪 建築階高;3階建て 工法;木造在来工法

今回は、断熱工事について、報告したいと思います。
    屋根部:グラスウール厚50
    外壁部:グラスウール厚50
    1F床部:スタイロフォーム厚50
 バルコニー床部:スタイロフォーム厚50
 車庫天上部:スタイロフォーム厚50


■屋根部断熱材の様子

 


■外壁部断熱材の様子(内断熱)

 


■1階床部断熱材の様子

 


■車庫天井・バルコニー床部(2階天上部)断熱材の様子

車庫天井(2階床下部)                        バルコニー床部(2階天井部)
 


次回は、建物内の木工工事について、報告したいと思います。お楽しみに。

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内部鉄骨階段

2010年03月02日 | 日記
≪内部鉄骨階段≫

<建物情報> 
  敷地面積;24坪 延床面積;32坪 建築階高;3階建て 工法;木造在来工法

今回のレポートは、1階~2階、2階~3階に取り付ける鉄骨階段の現場作業報告をお届けします。


■現場作業の様子 鉄骨屋さんがあらかじめ工場で加工した部材を、現場にて組み立てる様子です。

 

■施工前と施工後 その1

 施工前                               施工後
 

■施工前と施工後 その2

 施工前                               施工後
 

■施工前と施工後 その3

 施工前                               施工後
 

■施工前と施工後 その4

 施工前                               施工後
 

■施工前と施工後 その5 
 
 施工前                               施工後
 


鉄骨の踏み板の上に木製の段板を大工さんが取り付ければ完成です。あまり観られない仕様なので、出来上がりが楽しみです。

完成したら、じっくり報告したいと思います。


次回は、断熱工事についてレポートしたいと思います。


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≪外壁下地・通気・サッシ≫

2010年02月17日 | 日記
≪外壁下地・通気・サッシ≫

<建物情報> 
  敷地面積;24坪 延床面積;32坪 建築階高;3階建て 工法;木造在来工法


今回のレポートは、外壁の下地→通気→サッシ(防水処理)の一連の動きを報告したいと思います。

<仕様> ●外壁下地:透湿防水シート貼り+通気胴縁+構造用合板 厚12
      ● 通気 :土台水切りから通気胴縁を通り、屋根軒部へ空気が抜ける構造
      ●サッシ :全てペアガラス仕様 色;オータムブラウン



■STEP1 外壁下地 今回は、モルタル仕上げの為通気胴縁を構造用合板より先に取付け

施工前躯体                            透湿防水シート貼り
 

構造用合板貼り    胴縁と胴縁の間を空気が通り抜けることで湿気や結露を防ぎます。
  

屋根軒先等に通気水切りを入れ、空気を通り抜けさせる構造です。
 




■STEP2 サッシ取付け

下の写真は、幅1.65m高2.2mのFIX窓(ペアガラス)で3階吹き抜け部に設置するので、外側から、大人数で取付けている様子です。(重たかった~)



■STEP3 サッシの防水処理 サッシからの雨水浸入による雨漏れを防ぐ処理をします。

施工前                              防水テープをサッシツバに貼り付け
 

施工前                              防水テープとさらに防水紙を下部にダブルに取り付け
 

完成
 



次回は、室内階段を鉄骨で仕上る予定なので、その施工様子を報告したいと思います。


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バルコニーFRP防水工事

2010年02月11日 | 日記
≪FRP防水工事≫

<建物情報> 
  敷地面積;24坪 延床面積;32坪 建築階高;3階建て 工法;木造在来工法

<FRP防水>
  床下地;構造用合板t12+ケイカル板t10 防水材;防火仕様FRPトップコート


今回は、2階と3階にあるバルコニー床防水工事の工事レポートを行います。


■STEP1 床下地 建設地は防火地域の為、床下地も防火仕様としています。

2階構造用合板 厚み12㎜                  ケイカル板 厚み10㎜
 

3階構造用合板 厚み12㎜                  ケイカル板 厚み10㎜
 


■STEP2 下地調整

 


■STEP3 コーキング処理 継ぎ手や、排水、オーバーフロー管の廻りを丁寧にコーキングします
 


■STEP4 シーラー(プライマ-)処理

 


■STEP5 ガラスマット敷き 積層

 


■STEP6 FRPトップコート

 


■STEP6 立上り FRP防水の立上りは250㎜以上 サッシの下は120㎜以上立ち上げます。

 



以上で完成です。雨水の漏れに非常に関わっている場所なので、とても大切な工程です。


次回はサッシ取り付けや、外壁について、レポートしたいと思います。


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屋根工事

2010年01月28日 | 日記
≪屋根工事≫

<建物情報> 
  敷地面積;24坪 延床面積;32坪 建築階高;3階建て 工法;木造在来工法
  
  屋根仕様;ガルバニウム鋼板 瓦棒(桟葺き)屋根


今回のレポートは屋根工事です。形は、隅木のある片流れ屋根で、1/1.5から1/16寸勾配に急激に変わるので、対応できる屋根として、瓦棒(桟葺き)屋根にしました。
とても、難しい屋根です。

色は、外壁に合わせた、ブラウンいろです。


■STEP1 垂木  上棟後、垂木を組みます。今回は45×105の材を使用しました。

 


■STEP2 野地板貼り+アスファルトフェルト22k貼り  次に野地板材(構造用合板 厚12)を貼り、防水紙として、アスファルトルーフィング22kを敷いていきます。重ねは、100㎜を守ります。

 

 

■STEP3 桟木+ガルバニウム鋼板(仕上材)取付け  45×40の木材を455ピッチで取付けます。釘の長さも大切です。そして、最後に、仕上材を取付ければ完了です。

 

■STEP4 完成  トップライトの雨漏れを特に注意しました。屋根足場が外れたら、完成写真をさらに、報告したいと、思います。

 


次回は、バルコニーのFRP防水の工事について、報告したいと、思います。


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構造・金物・検査

2010年01月18日 | 日記
≪構造・金物・検査≫

<建物情報> 
  敷地面積;24坪 延床面積;32坪 建築階高;3階建て 工法;木造在来工法

今回は、建物の強度に非常に大切な、構造体・金物補強、それに対する検査についてレポートします。

―金物補強―
構造計算により、あらかじめどの場所に、何N/kの補強が必要か、計算されています。
偏って、強ければいいというものではありません。適材適所に、多種多様な金物を設置する必要があります。
阪神大震災で倒壊した建物は、単に木が折れたからではないのです。木と木の接合部が曖昧で、外れてしまい、ずれた事により、倒壊してしまったのです。
それを防ぐために金物は有効なのです。
 

 

 



―筋交い―
筋交いとは、地震等の横揺れに対し、抵抗できるように、柱間と梁間に取付ける斜め材を言います。

 
   施工前                              施工後


筋交いにも、金物でさらに補強します。



―構造壁―
前述した構造計算により、筋交い以上の耐力が必要な場合、構造用合板を使い、“面”で強度を出します。

2×4という工法は、全てこの“面”で造られる工法です。しかし、全ての壁が構造壁になっているので、リフォームでこの壁を取り払うことは不可能です。

在来工法は、適所に構造壁を設けるので、その箇所さえ避ければ、取り払うことが可能です。リフォームには適していると、いえます。

 

上記の写真は、左:筋交いを設置 右:構造壁を設置


―検査―
工事が進むと、隠れてしまう前に、構造体や金物・筋交い・構造壁が図面通り行われているか、厳密な検査を行います。この検査に合格しないと、次の工程に進むことはできません。


①瑕疵担保責任保険(10年保証)の検査
現在は、瑕疵担保(10年)の保証が義務付けられています。その検査の様子です。



②建築確認検査機関による検査
建築確認の検査機関によって、図面通りかどうか、厳密な検査を受けます。





当然ですが、2つの検査に、合格しました。これで次の工程に進むことができます。

次回は、屋根や、防水工事が進んでいきます。


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上棟工事

2009年12月30日 | 日記
≪上棟≫

<建物情報> 
  敷地面積;24坪 延床面積;32坪 建築階高;3階建て 工法;木造在来工法

今回は、上棟の工事レポートをお知らせしようと思います。

そもそも、上棟(建前)って?
上棟(建前)とは、出来上がった家の土台の上に柱を立てていき、次に柱と柱を梁(はり)でつないで、最終的には屋根で最も高い部分の部材である棟木(むなぎ)を取りつける作業をいいます。

今回も、仲間の大工さんを含め、8人で威勢よく、無事、上棟を行うことができました。


まず、土台据えについて。基礎完了後、基礎パッキンを装着後、土台を据えて生きます。基礎パッキンは、基礎の換気をとるのに有効で、しかも基礎コンクリートと土台を密着させないことが、有利な点です。
  
土台据え前の様子

  
土台据え完了の様子

  
あらかじめ基礎打設前に入れておいたアンカーボルトで、基礎と土台をしっかり連結します。長いボルトはホールダウン金物といって、柱に連結します。


いよいよ、棟上です。まず、1F柱を建てます。


次に、柱頭に梁といわれる、横架材を乗せていきます。


柱と梁、梁と梁を固定するために、羽子板ボルトという金物で連結します。


この作業を、3階まで行います。
さらに、屋根の下地となる、母屋や棟木(隅木)を組んでいきます。
 

今回は登り梁がありました。あまり観られない仕口なので写真を撮りました。
 

このようにして、無事主な家全体の組み立てが完了します。
やはり在来工法はいいですね。
次回は、屋根について、レポートしたいと、思います。

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基礎工事②

2009年12月19日 | 日記
≪基礎工事②≫

工事は順調に進み、今回は、配筋・コンクリート打設・基礎工事完了までをレポートします。

STEP5 外周枠組・配筋

 

まず、外周の仮枠を先行して、組んでいきます。
次に、ベース配筋(スラブ筋)を、組んでいきます。13mmの鉄筋を150㎜(今回は、補強のため、100㎜間隔に組む場所もあります。)間隔に丁寧に組んでいきます。また、ジョイント部分(鉄筋の連結部分)は鉄筋の太さの40倍の長さ(13mmの場合52cm以上)重ねます。さらに、ベース筋の下にスペーサー(サイコロ)を入れて、被り厚を確保します。

さらに、立ち上がり鉄筋(立て筋)も組んでいきます。10mmから13mmの鉄筋を20cm間隔に組んでいきます。
pointは、土台や柱の立つ部分に鉄筋を入れること。建物の角のジョイントとなる処に、同じ太さのコーナ鉄筋を入れること。立て筋のジョイント部分に、ジョイント鉄筋を入れること。等です。


配筋の終了写真


STEP6 配筋検査


第3者機関【(財)住宅保証機構】による、厳密な配筋検査。検査に合格しないと次の工程には進めません。


STEP8 金物の設置

アンカーボルトを設置します。
基礎と土台を連結する為に必要です。柱部の横や、適所に設置します。

ホールダウンアンカーボルト設置します。
基礎と柱を連結するものです。設置場所は、構造計算によるもので、たくさん入れれば強い・・・ということではありません。


STEP7 生コンクリート打設

ベース部と立上り部に生コンクリートを打設します。
打設前に、一部の生コンクリートを採取し、骨材や配合試験を行ないます。お客様には試験結果の報告書を提出します。



STEP9 基礎工事完了
養生期間を経て、いよいよ基礎工事が完了しました。



次回のレポートは、土台据え、上棟の様子を報告します。

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基礎工事①

2009年12月15日 | 日記
≪基礎工事①≫

基礎工事がスタートしました。

基礎工事は、“家を建てる”上で、大変重要なポイントです。
どんなに屈強な基礎を、お客様にセールスしても、図面通り行なわなければ、全く無意味です。
松下工務店では、地盤調査報告を元に、基礎形状を決定し、図面通りに工事されているかを、第3者機関によって、検査を行なっています。さらに、厳しい目を持って『お客様自身』で確認することをお薦めします。

今回は、水盛り・遣り方、 掘削(根切り)工事、砕石敷き込み、防湿シート・捨てコン工事の段取りをレポートします。


STEP1 水盛り・遣り方
水盛り・遣り方とは、建物の外周部から、約50~100センチ程離した所に木杭を差し込み、レーザーレベルなどを使い、GLから50~70センチ上がった場所で平行に、9センチ程の幅の貫き板と呼ばれる板で、建物の周りに囲いを作ることです。建物の配置を、貫き板の部分に移し印を出します。非常に重要な作業です。



STEP2 掘削(根切り)工事
根切り工事とは、外周部を内部よりも掘り下げて、鉄筋や生コンクリートの量を多く入れて、外周部をより強固にしようという目的があります。



STEP3 砕石敷き込み
砕石工事は掘削工事完了後、基礎内部に通常15cm砕石を敷き込み、基礎が沈まないよう十分にプレート及びランマーで転圧を行い、住宅基礎に必要な地耐力を出します。材料は40-0砕石を使用します。



STEP4 防湿シート・捨てコン工事
捨てコンは砕石の上に土壌処理を行い、防湿シートを敷き込み、主に外周部に生コンクリートを打設します。厚さは3~5センチ程の厚さです。強度を出すためではなく、住宅の外周部や内周部に墨出しを行い、正確に配筋等の施工するための補助的工事です。 防湿シートの目的は、地面から上がる湿気を、住宅に上がらない用にするものです。また、シロアリの予防もできます。

次回は基礎工事②で、配筋の様子をレポートします。お楽しみに


松下工務店のホームページで基礎工事について、詳しくご説明しています。







地縄張り・地鎮祭

2009年12月09日 | 日記
『地縄張り・地鎮祭』

11月、いよいよH様邸の工事がスタートします

まずは、地縄張りを行い、日が良い日に、地鎮祭を行いました。
また、地鎮祭当日はお客様と、挨拶廻りも行いました。


地縄張りとは、建物配置確認するもので、建物の外周と内部の主たる中心線上に縄を張り、図面上の配置とのズレや間違いがないように確認します。

地鎮祭とは、「地鎮祭」は工事に先立ち、土地の神を祝って敷地を清め、工事中の安全と建築物が何事もなく永くその場所に建っていられることを願うお祭りです。



次回のレポートは、基礎工事です。お楽しみ。

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