こんばんわ
夕方から雨が降り出しました。
夜斗の夕方の散歩は短めです
さて、KOTOは1号線沿いの朝明川河口付近で毎日
朝夕(時々お昼も)散歩をさせています
先日、そこでちょっと楽しい事がありました
いつも通り運動させて、そろそろ帰ろうと思った時、
小学生でしょうか?男の子3人がやってきて、川で石遊びを始めました。
(KOTOも昔よくやりました
楽しいですよね)
とても楽しそうで、夜斗も興味津津です
ですが、子犬とはいえ、40㌔の成犬1歩手前。しかも真っ黒。
子どもにとっては夜斗は恐怖の対象でしょう
(大人でも怖いですよね・・・。40㌔のシェパード・・・)
遠巻きに帰ろうとすると、少年たちが近づいてきました。
訓練しているとはいえ、万が一飛びついたら大変です
「危ないよー」と言おうとしたら・・・
その子たちはきちんと距離を取って「触ってもいいですか?」
ときちんと聞いてくれるではありませんか!?
その子達は動物の扱いが抜群でした
最初は距離を取りながら、少しづつ、夜斗の関心を引いてくれました
夜斗もおっかなびっくりでしたが、すぐ楽しい事に気づいたみたいです
子どもも夜斗も慣れた頃、「これで遊んでもいいですか?」と
夜斗の咥えていたボールを指さしました
「どうぞ」と言って渡すと、3人が三角になってボールを投げ合い、
それを夜斗が追いかける遊びをしてくれました
でも、ちょっと考えて下さい。
シェパードがボール目がけて走ってくるんですよ!?
普通に考えたら怖いですよね・・・
それでも、彼らは「こえ―!!」と言いながらもずっと遊んでくれました
すごいなーと思ったのが、夜斗にボールを取られた時です。
皆さんはどうやって取りますか?
自分と同じくらいの体格の犬の口からボールを取るために
最初は私がとっていましたが、彼らは色々考えてました
1.砂を丸め「おにぎり!おにぎり!!」と見せ、夜斗の関心を引いて、
口から落とすのを待つ(←しかも夜斗が砂を咥えないように工夫するんです!)
2.木切れを夜斗に見せびらかせ、遠くに投げる。それを追いかける時に
口から落とすのを拾う(←夜斗が木切れを・・・以下同文)
3.ボールを持っているふりをして、2人が投げ合うふりをする。
それを追いかけようとボールを落とした時にすかさずもう一人が拾う
短時間で色々な方法を見つける彼らを本当にすごいと思いました
訓練をするにあたり、一番大切な事は「柔軟な発想だ」と
常々言われてきましたし、私もそう思います。
少年たちに大切な事を再確認させられた1日でした
最後に彼らは「ありがとうございました、賢い犬ですね。」と
丁寧にお礼を言って帰って行きました。
親御さんや、先生方の教育がとてもいいのだな、と感心しました
少年たち!また遊んでやって下さい
本当にありがとう
その日は大満足の夜斗でした