楽しくコーラスを歌おう

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合唱こぼれ話 その3 青木先生より

2009-04-06 20:33:23 | Weblog
 音大時代に先輩から聞かされた怪談話の一つに「レクイエムをやると人が死ぬ」というのがあります。聞いた当初はみな、一頃流行った「学校の怪談話」類程度にしか認識していなかったのですが、ブラームスのドイツ・レクイエム(大学4年時に合唱で参加)をやった翌年、学長が不慮の事故で亡くなった時にはちょっとびっくりしたものです。

 葬儀に参列した時聞いた先輩の話によると、何でも昔モーツアルトのレクイエムをやった時にも、ウィーン少年合唱団を指揮したことがある有名な客員教授が病死したことがあるそうです。この教授がモツレクを指揮することになっていましたが、病気のためやむなく途中で降板、亡くなったのがまさに演奏会当日でした。これを聞いた時はさすがにみんな気味が悪くなってしまいました。

 さらにその数年後、今度はケルビーニのレクイエムをやった時にも有名な教授が亡くなっており、単なる偶然なのでしょうが、それでもこう三度も続くとなるとやはり「レクイエム(鎮魂曲または死者のためのミサ曲)」の持つ「音楽の魔力」というものを強く意識せざるをえません。
 

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