風のある夜
月は さらに速く進む
空の雲はポーヤン湖の湿地の干潟のように
北へ広がる
南では、夏の濃い香りが揺らめく
稲田が穂を出し、ライチが熟す
今、この瞬間、気温は27.5度まで冷えている
遠くの歌は馬に乗らないと聞こえない
私はブーツが必要だ、メルニアへ行くために
そこでは叙情は必要ない
草原全体が水のように柔らかいから
風が心を洗う
透明な風の中で
私は存在する
星々が輝き、夜空は果てしない
その無限の広がりの中で
私たちは自然とひとつになる
風が私を透明にし、私を自由にする
メルニアの草原の風の中で
私はすべてを感じ、すべてを知る
その瞬間、私は完全に透明になる
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