カイロンと風

詩の棲む頁 体と心へ 

窓からの風景

2009-10-23 14:47:11 | 詩の棲む頁

あちらに映るのも
こちらに映るのも
どちらも真実と幻想のあいだ
ぼんやり感じるもの
目を凝らしてみようとするもの

あなたとわたし
無意識と意識のあいだ
光さすあいだ
森からぬけると
ちがって見える
窓からの風景は

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ことばのないせかい キャノンボール・アダレイ と エヴァンス

2009-10-05 18:08:53 | 心地いいもの・こと
「KNOW WHAT I MEAN?」 61年

キャノンボール・アダレイ (アルト・サックス)
ビル・エヴァンス (ピアノ)
相性の良さを感じずにはいられない
太陽と月ほどの タイプを異にする二人
「ELZA」 幻想的なピアノ
「NANCY」 趣あるアルト・サックス
相手の持ち味を引き出すように

あまりに有名なエヴァンスの
「WALTZ FOR DEBBY」
まずこの曲から始まり
ベースとドラム 四者すべての調和
ラスト「KNOW WHAT I MEAN?」
アダレイの口癖だったそう
エヴァンスに曲依頼し
ラテンリズムが
曲の間にスイング

キャノンボール・アダレイ 「イン・サンフランシスコ」の
ファンキーな感じとは全く違う面
このアルバムを聴いて またこちらを、と
アダレイの魅力は
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ことばのないせかい  大西順子 トリオ

2009-10-02 17:04:44 | 心地いいもの・こと
 大西順子トリオ 「WOW」 93年

「ザ・ジャングラー」
始まりから中低音のピアノに引き寄せられ
それは少し妖しくもあり 小刻み良く 潔く
ヒートアップ
1曲目がとても気に入ると 
アルバム全編 なんども聴いてしまう
デューク・エリントンの曲をスイングしたり
ベースが目立って効いて ピアノは重厚で美しい
オリジナル曲があったり
モンクを思わせる 独特なピアノの和音がはじけたり
「ブロードウェイ・ブルース」
オーネット・コールマンの曲がラストで ピッタリな気がする
そして1曲目、2曲めと どこか似ていて
循環しているようにも








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