日本キリスト改革派 湖北台教会

日本キリスト改革派湖北台教会のブログです。
教会の活動や案内を随時UP予定です。

キリスト教入門(55) 

2013年07月09日 | 教会の紹介
ウェストミンスター小教理問答解説

問57「第四戒は、どれですか。」
答「第四戒はこれです。『安息日を覚えて、これを聖とせよ。六日のあいだ働いてあなたのすべてのわざをせよ。七日目はあなたの神、主の安息であるから、なんのわざもしてはならない。あなたもあなたのむすこ、娘、しもべ、はしため、家畜、またあなたの門のうちにいる他国の人もそうである。主は六日のうちに、天と地と海と、その中のすべてのものを造って、七日目に休まれたからである。それで主は安息日を祝福して聖とされた』。」

問58「第四戒では、何が求められていますか。」
答「第四戒が求めている事は、神が御言葉において、はっきりと七日のうち丸一日を御自身のための聖安息日とすると指定されたとおりに、その定めの時を神に対してきよく守ることです。」


第三戒では、「御名をみだりに唱えてはならない」と求められていました。そのように求められている理由は、御名をみだりに唱える人に対してその罪に対する刑罰を免れさせはなさらないということでした。
問57と問58では、第四戒と第四戒が求めていることについて学びます。
神は、御言葉の中で「安息日を覚えて、これを聖とせよ」と語られました。私たち人間にとって生きるための規準は神の御言葉、つまり聖書です。その御言葉の中で神が「安息日を覚えて、これ聖とせよ」と語っておられるので、私たちは安息日を守るのです。私たちの都合による休息の日ではないのです。
その守り方については58問の答の中で「その定めの時を神に対してきよく守ること」と語られています。この場合、きよく守る、ということについて、御言葉の中では「聖とする」と語られています。つまり、他の日とは区別された特別な日として守る、ということです。しかも、その場合、人に対してではなく、神に対してきよく守ることが求められています。すなわち、神のことを覚えつつ、神のために、この安息日を守る、ということです。
そして、その安息日は七日のうちの丸一日を神のための聖なる日にすると指定されたのです。すなわち、その一日は、終日、他の日以上に、神のことを覚えて過ごす一日として指定されているのです。

最新の画像もっと見る