小福、極楽満月

小さい福っていいかも

面倒臭い「稲川淳二 怪談ナイト2018参戦!」の仕方

2018年08月13日 | 日記
 芝公園のメルパルクホール午後5時怪場、5時半怪演。稲川淳二の怪談ナイトへ行って来た。
 約2時間半をお馴染みの調子で喋り続ける稲川さんは一体何歳なのだろうと今ネットで調べてみたら1947年8月21日生まれ、現在70歳――あと一週間くらいで71歳になる事になる。8月21日ったらお母さんと誕生日が一緒だ。えーと、うちのお母さんの13歳下ってことになるのかな?
 稲川さんは、いくら毎年やっているツアーだとしても70歳のじーちゃんが日本各地を転々と移動しながらステージの上で2時間以上喋り続けるのは骨だろう。またまたネットで公演日程を調べてみたら今年は7月14日(土)~11月2日(金)まで北海道から沖縄までだいたい金土日祝日を中心に全部で51公演。でも例えば北から順に回っている訳でもなく青森、岩手、秋田、埼玉、奈良、香川、広島、山口、神奈川、東京、新潟…なんとなく東京(関東)を足場にして地方へ行っては東京(関東)に戻るようなスケジュールを組んでいるらしい。さらにメルパルクホールの収容人数を調べてみたら1582人。敢えて座席が設置されていない(多分後から取り外した)スペースに車椅子の人がそのまま観劇できるように配慮がされている施設で今日も私の斜め下辺りに数人、車椅子に座ったまま稲川さんの話を楽しそうに聞いている人がいた。(私の席は1Fの左後方だった)
 満席(稲川さんの場合は「満員御霊」と表記される)だと仮定すると5000円x1582席=約790万。それにTシャツとかお守りとかDVDとかのGOODS売り上げが毎回70~80万くらいあるとしていいとこ850万くらい。ここからホールの借り賃・照明音響機材の使用料、スタッフの人件費、ステージセットのデザイン料・製作費・全国各地への輸送料・組立解体スタッフの移動及び宿泊費、販売Goodsの製作コスト――多分ツアー全部を平均したら一公演で100万の利益が出れば超オッケーくらいな感じではなかろうか。年間約50公演でだいたい5000万の利益。それを仮に稲川さんと所属事務所が折半するとして――


(*)メルパルクホールの会場利用料金を調べてみたら土日祝日の朝9時~夜9時(要するに丸一日)で約43万。セットの搬入組立、リハーサル、本番、解体撤収で3日掛かるとしたら約130万(金土日と三日間の連日公演ならもうちょっと安く抑えられるかも…)。

 この料金に照明とか音響関係は何処まで含まれているのだろう…?

 …あれ? これだと一階二階全部でせいぜい1000席だってことになってる。さっきネットで調べた時は1500席ある事になってたのに…なんで?今日実際に行ってみた感じだと1000人いかないくらいかなぁ、と思いはしたけれど…