子供と未来について考えよう

古き良き日本の心を持つ市井の人々が集い
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ネットで教育語ろう 文科省掲示板

2010-04-26 | ニュース
ネットで教育語ろう 文科省が掲示板設置 2010.4.17 13:48

 文部科学省は17日、教育問題について一般教職員や中高生らと議論するインターネット上の掲示板「熟議カケアイ」を開設した。教職員や中高生、保護者らに自由に議論してもらい、教育現場の生の声を政策に反映させるのが狙い。こうした試みは、政府レベルでは初の取り組みだという。

 氏名、住所、電話番号などを登録すれば誰でも「参加」が可能。議論は同省の政策形成の核となっている中央教育審議会でも報告される。

 ネットの専門家からは「心ないユーザーが、ただのいたずら書きの場にしたり、個人中傷の場になったりする可能性もある」と指摘しているが、文科省の担当者は「問題は生じるかもしれないが、走りながら考えたい」としている。

 掲示板のアドレスは、http://jukugi.mext.go.jp/



珍しく明るいニュースを目にした気がする。
少しでも明るい兆しが見えると嬉しいもの。
本当は(もっと気楽に)こんな議論がしたくて
ここをつくったけれどなかなか難しいようで
少々ハードルは高くても意見が活かされる可能性が半端ないから凄い。

できればそのうち参加してみたいと思う。
ここを見て少しでも参加者が増えると嬉しい。
多くのいい意見が集まり学校がよりよくなったら凄く嬉しい。
ここのブックマークにリンクを載せたので是非、是非、参加してみてください。
登録が面倒だけど…ハードルが高くて参加できないけど意見があるって人が多ければ
このブログで意見を集めてそれを整理して書き込んでみてもいいなと
約束はできないけれどそんな風にも思っている。

困難もあるだろうけど
“文科省の担当者は「問題は生じるかもしれないが、走りながら考えたい」”
っていう担当者と、文科省のそういう姿勢に大いに期待したい。


ストロー?じか?給食パック牛乳の飲み方は

2010-04-08 | ニュース
ストロー・じか?…給食紙パック牛乳飲み方論争(読売新聞)

2010年4月8日(木)09:52

 兵庫県姫路市教委が市立小学校に対し、給食の紙パック牛乳を「ストローで飲むように」と異例の指示を出していたことがわかった。

 市内では「ストローはごみになるだけ」として、児童に直接パックに口をつけて飲むよう指導している小学校が8割に上っているため。この指導には「食事のマナーとしてふさわしくない」「不衛生だ」と保護者から反発が出ていた。

 市によると、市内各校では200ミリ・リットルの紙パック牛乳とは別にストローが配られていたが、昨年度は市立小68校のうち56校が、ストローを注文しておらず、児童にはパックの上部を開封して口をつけて飲むよう教えていた。校長の一人は「環境保護につながると思い、現場では疑問を感じなかった」と話している。

 今回の見直しは、一部の保護者が3月、市教委に改善を要望したのが発端。市教委は今月2日の校長会でストローの使用を指示した。9日からの給食で徹底させる方針だ。

 ストローを使わない飲み方には賛否が分かれている。鳥取環境大環境マネジメント学科の田中勝教授(廃棄物工学)は「そこまでやらなくてもと思う。ストローぐらいではごみ減量効果もさほどない」としている。

 一方、「ごみ削減よりマナーを優先するのは正しいと思えない」との意見もある。同様にストローを使わない飲み方を指導している那覇市教委は「ごみの分別収集が難しくなり、不使用の流れが生まれた。改める考えはない」としている。



驚くべき教育腐敗!教育者の堕落を痛感した。
これは環境にこじつけた単なる経費の節減でしかない。
大人のエゴ、大人の都合だ。
子供の教育よりもそんなモノを優先しつつ何が環境教育かと笑わせる。
そんな暇があれば教育費を増やすことを考えるのが校長と教育委員会の努めだろう。
もちろん難しいことなのだろうということは同情するが。
しかしどんな厳しい状況であろうと義と不義の境界を超えてしまえば教師の信用は地に落ちる。

ストローを使うことがそんなに環境に悪いなら
コップを使って飲むよう指導すればよいではないか。
毎日昼食前後に自分で洗うことも教育のうち。
コップで飲むなら個々のパックを無くし大容量パックから配れば更にエコ。
残して処分する量も減らせるかもしれない。
が、教師の手間がかかると言うのだろう。
教師の手間がかかるかどうかより子供のしつけの方が重要だ。
それが無理というならストローで飲むマナーをしつける方がマシだ。
恥を忘れた大人(や親)が多いからといって
教師がそちらに流れてどうするつもりなのか。

頑張っている教師がたくさんいるというのに
それをぶち壊す多くの教師の不祥事。
更に上に立つ校長の不見識は本当に嘆かわしい。


新年

2010-01-01 | Weblog
新しい年を迎えました。
『はじめてのおつかい』を見て笑い泣きしながら
今年はコンスタントに書こうと気持ちを引き締めました。

半年ぐらい前に書いたエントリーはあまり投票されなくて
それでも結果を書かねばと思いつつそのままで。
近いうちに昨年末のものとしてエントリーしておくつもりです。

こんな感じでマイペースですが
お付き合い頂いている方々よろしくお願い致します。
できればご意見も聞きたいです。
また、子供の将来のための情報発信場所があれば掲載したいですし
議論場所なども掲載を検討したいので是非情報をお願いします!


「子供の携帯利用について」の投票

2009-06-22 | リンク
子供の携帯利用についてという投票をつくってみました。
子供にまつわる意見交換がしたいというブログ趣旨にもピッタリ。
是非、気軽に投票の上、率直なご意見をよろしくお願いします。



ブログパーツとして使えるということで作ったのに
gooでは使えないという間抜けな話ではありますが。
関連するエントリーも多くなってしまっているし
話題になっているせいか関心のある方も多いようですので
どのような意見が多いのか結果にとても興味がわきます。


大阪書籍元社長を告訴 「4000万円詐取」

2009-06-15 | ニュース
大阪書籍元社長を告訴へ 都内の建設会社「4000万円詐取された」 2009.6.14 01:58

 東京・西新宿の民間ホテルの再開発事業と称し、不動産ブローカーグループから受注工作費4000万円をだまし取られたとして、東京都内の建設会社が詐欺罪で警視庁に刑事告訴することが13日、分かった。このグループの中心とみられるのは昨年4月に経営破(は)綻(たん)した大阪市の教科書出版社「大阪書籍」(破産手続き中)の元社長(59)で、在任中に約10億円が使途不明となり問題となっていた。元社長は建設会社側に「だまし取ったことに相違ない」と話しているという。
 建設会社側によると、元社長側からは昨年11月に建設話を持ちかけられた。消費者金融の三和ファイナンス(現SFコーポレーション)が所有していた東京・西新宿の民間ホテルを解体し、34階建てのビルを建設する工事費100億円規模の計画があるとし、「業者選定を任されているが、役員への根回しに1億円が必要だ」などと説明。今年3~4月、受注工作費として現金計4000万円を手渡したものの、工期になっても工事が始まらなかったという。
 元社長は建設会社側に対し、業者選定は三和ファイナンスを買収した消費者金融「ネオラインキャピタル」(旧かざかファイナンス)から依頼を受けたなどと説明。役員の印鑑を押した「解体依頼書」などを見せて信用させていたが、ネオラインキャピタルは「印鑑は偽造されたもので、当社とは一切関係ない」としている。
 元社長をめぐっては、大阪書籍の社長に就任した一昨年6月以降、本社ビルや印刷工場を担保に調達した25億円のうち、約10億円が不透明な不動産取引などに使われていた疑惑が浮上。その後、行方をくらまし、音信不通の状態が続いていた。



報道は政局の話ばかりで、
こういう重大な事件が埋もれて碌に知らされない現状に
一番危機感を感じる。
首相や大臣をバカにする狭間で
申し訳程度に扱っていい事件ではない筈だ。

子供達の教育の核となる教科書。
それを制作していた大手教科書出版社の社長が
横領や詐欺までした可能性が極めて高いということ。
“うっかり”や“つい出来心で”の犯罪も許されないが
それ以上に悪意を持って人を貶める行為を行った。
挙げ句、本人も認めた上で行方をくらますという
最低のクズとしか言いようのない行動をしている。
教師がこんなことをすれば(権力者に繋がりがなければ)
それなりに大きなニュースにするのだろうが、
教科書制作会社にだって高い倫理観が求められるのではないのか?
教科書の検定にケチをつけていられるのは
まともな教科書をつくる会社であるという前提あってのことだろう。
マスコミは一企業だからというつもりだろうか。
もしそうなら文科省には今後きっちり検閲してもらいたいと思う。
表現の自由の前に重い責任があるのだ。
責任など負えない人物が教科書出版社の社長を務め
その役職の力を使って罪を犯し
卑怯にも逃げ隠れしている。
マスコミの力で探し出し
いつものように糾弾して欲しいものだ。

警察官も人間だから、医者も人間だから、先生も人間だから。
問題が起こった時そんな風に簡単に言ってのける人がいるが
そんなことを口にする人間こそ我が身に降りかかると大騒ぎする。
所詮人ごとと思うから言えるのだ。
聖職というものはある。
高い倫理観を持っていると皆が信じているから任せられる職業。
その信頼が崩壊した時
社会は混乱に陥ってしまう。
教科書を制作している会社員だって
せめて准聖職くらいでいてくれないとおかしいだろうがマスコミよ!

この事件と直接は関係ないが繋がっていると思うので
リンク(日本語教科書の中のネガティブな日本像)を載せておく。
以前、教育再生懇談会や文科省が
“30万人の留学生受け入れ支援”
という方針を出していることを採り上げた
(結局、福田首相が決めてしまったようだ)が
それにも関連する問題だ。
事実確認はしていないが
いち企業だと野放しにしてはならないと感じる。
将来こういう意識を植え込まれた留学生達と
渡りあい付き合っていかねばならないのは私たちの子供達なのだから。
こういう事を行わせない体制をつくっておかねばならない。

そして、悪意を持った人間を教科書制作に関わらせると
こんな風に子供に何を植え付けられるか分からないということを
親として肝に銘じておきたい。

※リンクのエントリーにリンク切れが有り補足(なぜ無駄にいじるのか理解不能)
教育振興基本計画に関する緊急提言 ―概要―
平成20年5月26日 これまでの審議のまとめ