図書館

　この夏は、好きなだけ本を読んでいる。
昨日は花小金井にある区立図書館に行ってみた。
読みたいと思っていた短編集が手に入って今、読んでいる。



“灰色の　輝ける　贈り物”　アリステア・マクラウド
カナダ、ケープ・ブレントン島に住むスコットランドからの移民の日々の話。
お爺さん、おばあさん、お父さん、お母さん、たくさんの子どもたちが登場する、家族の話。
暖かくて、でも煩わしくて、いとおしくて、でも絶望的で、でもやっぱり戻ってくる場所である家族。
表題、"the golden gift of grey"、それから"in the fall"は特に好きだった。
最後になんだか全身がホクホクする感じで幸せ。
人生の最大の幸せって、何でもない毎日、当たり前の繰り返しのようなもののなかにあるんだな～。
是非、読んでみて。