いろいろと再発防止対策を練る

クラシック音楽について書いています。
演奏会を聴いての拙い感想が
ほとんどですが・・・
コメントなどはご随意に。

某クラシック音楽掲示板サイトの終焉

2006-06-29 00:46:42 | 音楽系
クラシック音楽趣味人の中では有名な某「招き猫」サイトが閉鎖になると、管理人氏から発表があったそうな。惜別の書き込みも投稿されていた(しかし、投稿者の人数減ったな)。

某サイトの前身時代に入りびたせて頂いて(ってもう8年か)、そこ自体にも初期の頃にお世話になったワタシにも、多少の感慨はある。

サークル活動にしても、同人活動にしても、ひとが集まるところには必ず派閥が出来る。それは、インターネットも無縁なことではない。いや、むしろ普段顔が見えないようになっている分、目も当てられないことになりかねない。
それは、インターネット革命最初期からあるサイトが陥る罠である(某東海地方鉄道サイトの衰退振りや如何)。

その罠の最たるものは、「オフラインミーティング(以下オフ会と略す)」。サイトに集うひとの交流としては手っ取り早いが、それが進み過ぎると必ず派閥ができる。
会ったことの有無も派閥になるし、会えば気が合う合わないが必ず出来てそこに遺恨が生まれる。そして重要なのは、オフ会に来れない環境にある人が持つルサンチマンである。
実のところ、そのサイトが陥ったのは、東京の人間(近いからよく集まれる)と地方の人間(おいそれと行けない)の相克であり、よく集まるひとが四散五裂してゆく様であった。
(あるいは、コンサートの企画が東京を中心としている、クラシック音楽の現状からくる限界もあったかもしれぬが、これはサイトの責任ではないので稿を変える)

今はもはや交流の場ではなく、アジ演説と自慢の場となってしまったようにすら見えなくもないのは、実に残念なことだ。

ワタシが入り浸っていたあの頃はmixiもなかったし、ブログも発達してなかった。2ちゃんねるも、それに類するメガ掲示板もなかった。
それを思えば、個人が運営する(掲示板を中心とした)サイトの役割がだんだんと縮小されつつあるのかもしれないと、しみじみ感じる。

2006-6-29 16:20追記
惜別のスレッドも、アジ演説と自慢の場になっているのはいかがなものか。
某K氏でなくても皮肉を言いたくもなるわなぁ・・・

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
音楽 (山田憲治)
2006-06-29 18:52:14
クラシック音楽にも、毒性の強いものと、そうではないものがあるね!

アナタの倶楽部はどんなものを鑑賞するの?どうかな!
返信する
Unknown (kny_keee)
2006-06-29 23:54:48
昔はサークルに入っていましたけど、モーツァルトからラヴェル、ドビュッシーくらいの年代のものが多かったですかね。
返信する