グラフ理論で「一筆書き問題」というものがある。
ここでのグラフ理論とは、「点」と「線」を扱う理論である。
#松本清張の小説とはちょっと違う、と書きつつ如何にも古いなぁ、と。
で、「与えられた図形が一筆書き可能かどうか」という問題の例として、「ケーニヒスベルクの橋の問題」がある。
ケーニヒスベルクというのはかつての東プロイセンの中心都市で、ここの大学には哲学者カントが在籍していたとか
かなり立派な街だったようだ。河口の中洲の島と7つの橋があったのが問題の由来。
それぞれの橋を一度だけ通って元の場所に戻ってこれるか?
実は出来ないのだが、出来ないことを証明したのが有名な数学者オイラーである。
この、どうにもドイツ風の街が、時は流れロシア(ソ連)領となり、
今はロシアの離れ小島のようになってしまったカリーニングラードである。
隣接するリトアニアが貨物列車の通過を禁止したことがニュースになっていた。
軍事用物資とかロシアは何を運び込むか分からないということであろう。
それに対するロシアの反応はお笑いだね。「断じて許せない」、と。
では、ウクライナでロシアがやっていることは何なのだろう。
これこそ、「断じて許されないこと」と思うけどねぇ。
更に、食糧危機にロシアの責任はなく、物価高騰もロシアのせいではないと言う。
都合の悪いことは他人のせい、良いことは自分たちのおかげ、らしい。
ロシアというのは無法なりにもう少しまともな国と思っていたのだが、もはや救いようのない状態なのだろうか。
ウクライナから別の場所に飛び火すると、本当に第三次大戦になりかねない。文字通り、大惨事になる。
いまも7つの橋はあるのだろうか?
学生の頃、七つの橋の問題を見て、なるほどねぇ、こういう風に考えるのか、と思ったものである。
全く違う視点から物事を眺めてみる、というのであろうか。
解決が困難に見える問題に対処するには、従来の枠組みに捕らわれない発想が必要なのだろう。
オイラーのような天才が文系の分野で現れてくれないかな、夢想ではあるが、そんなことを思う。
では。
ここでのグラフ理論とは、「点」と「線」を扱う理論である。
#松本清張の小説とはちょっと違う、と書きつつ如何にも古いなぁ、と。
で、「与えられた図形が一筆書き可能かどうか」という問題の例として、「ケーニヒスベルクの橋の問題」がある。
ケーニヒスベルクというのはかつての東プロイセンの中心都市で、ここの大学には哲学者カントが在籍していたとか
かなり立派な街だったようだ。河口の中洲の島と7つの橋があったのが問題の由来。
それぞれの橋を一度だけ通って元の場所に戻ってこれるか?
実は出来ないのだが、出来ないことを証明したのが有名な数学者オイラーである。
この、どうにもドイツ風の街が、時は流れロシア(ソ連)領となり、
今はロシアの離れ小島のようになってしまったカリーニングラードである。
隣接するリトアニアが貨物列車の通過を禁止したことがニュースになっていた。
軍事用物資とかロシアは何を運び込むか分からないということであろう。
それに対するロシアの反応はお笑いだね。「断じて許せない」、と。
では、ウクライナでロシアがやっていることは何なのだろう。
これこそ、「断じて許されないこと」と思うけどねぇ。
更に、食糧危機にロシアの責任はなく、物価高騰もロシアのせいではないと言う。
都合の悪いことは他人のせい、良いことは自分たちのおかげ、らしい。
ロシアというのは無法なりにもう少しまともな国と思っていたのだが、もはや救いようのない状態なのだろうか。
ウクライナから別の場所に飛び火すると、本当に第三次大戦になりかねない。文字通り、大惨事になる。
いまも7つの橋はあるのだろうか?
学生の頃、七つの橋の問題を見て、なるほどねぇ、こういう風に考えるのか、と思ったものである。
全く違う視点から物事を眺めてみる、というのであろうか。
解決が困難に見える問題に対処するには、従来の枠組みに捕らわれない発想が必要なのだろう。
オイラーのような天才が文系の分野で現れてくれないかな、夢想ではあるが、そんなことを思う。
では。