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2次関数:実践

2007年01月26日 | 高校数学

前回、2次関数においてグラフに触れました。

今回は、実際にグラフの重要性を紹介します。

 

  おさらい
2次関数でのグラフは答えである。

これを検証しようと思います。

 

 問題:Y=2X^2  (^とは、乗数の事です。)

     Xが4の時のYの値を求めよ     

 答え:Y=32   となりますね。      

数字が並んでいるので実感湧きませんよねぇ~
はい、ここで言い訳します。

2次関数は実生活上、ほとんど使いません。

「じゃぁ、なんで教えてんだよぉ~

『わかりません』

まぁ、物理をやっている人は少し分かるかもしれませんが、加速度の問題等では使いますよね。高校生のうちはその程度のものなんです。

だから教える側も、「4の2乗で係数が2だから32になるんだ」としか教えないのです。

ただ、それでは理解どころか興味すら湧きませんね。小学校からやってきた計算ドリルと変わらないのですから・・・

 

仕組みというか、理屈だけでも紹介しておきます。

 

前回から何度も言っておりますが、2次関数の答えはグラフです。
逆の言い方をするならば、グラフさえ出来れば、2次関数は完璧なものになります。

 

上の図は『Y=X^2』のグラフです。

 では、X=2の時は・・・
 では、X=2.5の時は・・・
 では、X=3の時は・・・
 では、X=3.5の時は・・・
 では、X=5の時は・・・

じゃぁ、下図を見てください。

ひとつひとつの数字をグラフに代入してやれば、答えは一目瞭然

 

確かに、2.5の2乗とかは計算しなければなりません。

でも、ここで重要なのは目で見て納得できることです。

 

人間、頭の中でいくら計算が出来ても、理解するためには目で見て実際に触れることは重要なことですよね。

 

今回はこの程度で終わりにします。

 

次回は実際にグラフを書いてみましょう。

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