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蒸気機関車 B20のHP
蒸気機関車 B20
〔B20〕
■B20とは
日本国有鉄道の前身である運輸通信省が第二次大戦
末期から終戦直後に少数を製造した入れ替え作業用
の小型タンク式蒸気機関車である。
■背景
太平洋戦争開戦直後、大手・中小の車両メーカーが
国策によって[車両統制会]を設立、その管轄下で
産業用の小型蒸気機関車・ガソリン機関車の統制生産
を行なうことになった。
■B20の製造所
立山重工業・郡山工場
■構造の特徴
・単純化した戦時設計である。
・一切の装飾は排除、ドーム・タンクは直線
・蒸気圧ブレーキの採用
■主な仕様
・車軸配列:B
・動輪径:860mm
・全 長:7,000mm
・全 高:3,150mm
・最大軸重:10,86t
・総重量:20,30t
・ボイラ:飽和蒸気式
・ボイラ圧力:13kg/cm2
・火格子面積:0,81m2
・気筒寸法:300mm×400mm
・出 力:299PS
・引張力:3,190kg
・ブレーキ:手ブレーキ、蒸気ブレーキ