蒸気機関車 E10のHP
蒸気機関車 E10
〔E10〕
■E10とは
日本国有鉄道のタンク式蒸気機関車である。
4110形の代替機として開発され動輪5軸を有する
日本で最大のタンク式蒸気機関車である。
■背景
板谷峠の福島ー米沢間では、大正時代の4110形が
戦後になっても使用されていたが、長年の使用により
老朽化がすすみ、代替機関車として1948年に製造
されたのがE10形である。
■E10の製造所
汽車会社
■構造の特徴
・車軸配列は、1E2
・曲線通過のため、第3、第4動輪はフランジレス
・D52と同じ太さのボイラー使用
・煙害防止のため、炭庫側が前になっている。
■主な仕様
・車軸配列:1E2
・動輪径:1,250mm
・最大軸重:***t
・総重量:102,10t
・ボイラ:過熱蒸気式
・ボイラ圧力:16kg/cm2
・火格子面積:3,30m2
・気筒数:単式2気筒
・気筒寸法:550mm×660mm
・弁装置:ワルシャート式
・単独ブレーキ:空気ブレーキ