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09年ロードレース世界選手権(WGP)第17戦(MotoGP以外は第16戦)バレンシアGPは8日午後0時15分(日本時間午後8時15分)からスペインのバレンシア・サーキットで250CCクラスの決勝を行い、青山博一(ホンダ)が7位に入り、悲願のタイトルを獲得した。快晴、気温19度、路面温度28度、強い風の中で行われたレース。ポールポジション(PP)のA・デボン(アプリリア)が予選での転倒により負傷し欠場、繰り上がりの4番グリッドからスタートした博一は鋭い出だしで3番手に浮上、さらに順位をあげて2番手でオープニング・ラップを終えた。そのままトップ集団でレースを進めたが、ライバルのM・シモンチェリ(ジレラ)がトップを奪った直後に大きくコース・アウト。何とか転倒は免れたものの、11番手までポジションを落としてしまった。それでも前のマシンを抜いて10番手にポジションをアップ。さらにライバルの脱落もあり、01年の故加藤大治郎選手以来となる日本勢8年ぶり、6人目のチャンピオンに輝いた。
優勝したのはH・バルベラ(アプリリア)。スタートを決めてオープニング・ラップを制してレースをリードした。9周目にはシモンチェリにトップを奪われたものの、その脱落で奪還。そのまま逃げ切り、27周/44分10秒601で第13戦サンマリノGP以来となる今シーズン3勝目、母国でこのクラス通算4勝目をあげた。
A・バウティスタ(アプリリア)が3秒663差で2位に入り、地元スペイン勢の1-2。博一の僚友、R・デ・ロサ(ホンダ)が3位に食い込み、第15戦オーストラリアGP以来となるキャリア2回目の表彰台をものにした。
T・ルティ(アプリリア)が4位。R・ウイライロウ(ホンダ)が第4戦フランスGPに続く自己最高タイの5位と健闘した。
富沢祥也(ホンダ)は10位。青山周平(ホンダ)も11位で入賞した。
シモンチェリは痛恨のリタイア。繰り上げPPからのスタートに失敗し、オープニング・ラップを5番手で終えることになった。それでも逆転タイトルを目指して執念の追い上げをみせ、8周目に博一を抜いて2番手に浮上、続く9周目にはバルベラをかわしてトップに躍り出てレースをリード。しかし、21周目に転倒、そのままレースを諦めた