寂しがり屋のハーモニカ吹き。(障害者の日常生活)

シネマ。。。

 

 

 

アニメーターの私の恋人、通称『妹』が描いてくれた。青木志貴ちゃんのマンガチックなイラストです。「妹」は、イラスト・レーターでもあります。漫画も書いて居ます。彼女は仕事を請け負って居ますよ。上の様に、好きなイラストをこちらの要望の様に書いてくれます。値段はペン画で1千2百円で。カラーだと2千6百円ぐらいです。良かったら依頼して下さいね。私にメールをくれれば、「妹」へ連絡します。宜しく。彼女の絵は味がありますよ......。 宛先は、私のメールまで umino_7882@yahoo.co.jp....。です。

 

                      

「妹」のYouTube(TikTok)です.....。

https://youtube.com/shorts/jkCL5tAEnn8?feature=share

 

 

 

 

 

【青木志貴ヒストリー】すぐに詳しくなる動画

 

 

新選組 第02話[公式]「 近藤勇」の鶴田浩二と、「土方歳三」の栗塚旭がいい演技を見せます。時代劇ですが。名脚本家、結束信二の45分間の人間ドラマです。少し前の時代劇ドラマですが。素朴ですが、観て居て胸を打たれます。良かったら是非観て見て下さいね・・・・・。

 

 

 

 

 

「リスボン特急」

銀行砲撃に端を発し、硬い友情の絆で結ばれながらも、対決の運命に向って行くパリ警察の鬼刑事と、夜のパリに君臨する顔役の二人の男と、その蔭で生きる哀しい女の運命を描く、フィルム・ノワール。製作はロベール・ドルフマン、監督・脚本・台詞・編集は「仁義」のジャン・ピエール・メルヴィル。撮影はワルター・ウォティッツ、音楽はミシェル・コロンビエ、美術はテオバール・ムーリッスが各々担当。出演はアラン・ドロン、カトリーヌ・ドヌーブ、リチャード・クレンナ、リカルド・クッチョーラ、マイケル・コンラッド、ポール・クローシェ、アンドレ・プス、シモーヌ・ヴァレール、ジャン・ドザイなど。

公開当時は、アラン・ドロンとカトリーヌ・ドヌーブの共演と言う事でまさに美男・美女の出演が話題になって居た。ドロン作品の中では、目立たない部類の作品だが、フランスを代表する2大スターを見ると言う点では貴重な作品。

 

 

「ストーリー」

パリの町に夜のとばりが降りると、それを待って居たかの様にパトカーの赤いランプが廻りだす。そしてエドアール・コールマン刑事(A・ドロン)の一日が始まる。一台のダッジが海岸にうち寄せる波しぶきをかぶりながら疾走する。車の中では、四人の男が終始おし黙ったままだった。ハンドルを握るルイ(M・コンラッド)。その隣りに首領株のシモン(R・クレンナ)。後部にマルク(A・プス)と、ポール(R・クッチオラ)。四人は大西洋にのぞむある小さな町の銀行襲撃のために、パリから車を走らせて来たのだ。閉店まぎわの銀行に客を装って入るシモン。右手にはコルト45が握られて居る。続いてマルクが自動小銃を構え、行内へ。札束を手ぎわよくケースにつめ込むポール。一瞬、出納係が隙を見て床の赤いボタンめがけて札束を投げつけた。けたたましく非常ベルが鳴り、三人の注意がそがれた隙に出納係はピストルを取りだすとマルクを狙い撃った。マルクの自動小銃が火を吹き、出納係は倒れたが彼の腕から血がしたたり落ちて居た。現金奪取に成功した四人はパリへ戻ったが、負傷したマルクは病院へかつぎこまれた。

その夜、現金はひとまず空地に埋められた。その頃コールマンは警察のいぬであるギャビーから、ある組織が税関とグルになって、麻薬をリスボン特急で運ぶと言う情報をキャッチした。夕刊の第一面はトップで銀行襲撃事件を報じて居た。シモンがその夕刊を手に、彼の経営するナイト・クラブに姿を見せたのは、夕方だった。人気のないホールでコールマンが弾くピアノを、片隅で静かに聞き入るブロンドの美女が居た。カティ(C・ドヌーブ)と言い、シモンの情婦である。マルクを何時までも病院に置くのは危険だった。警察は病院から病院へと、しらみつぶしに捜査を続けて居る。シモン、ポール、ルイの三人は看護人に変装して、マルクを病院から連れだそうとしたが、うまくいかず、非常手段として看護婦になりすましたカティが昏睡状態のマルクを注射で絶命させた。やがて、ギャビーの通報どうり、午後七時五九分、リスボン特急は運び屋マチュを乗せて定刻にパリのオーステルリッツ駅を出た。

同じ頃、シモンら三人を乗せたベンツが夜の間をぬってボルドーに向って居た」。麻薬の横取りにはヘリコプター作戦が用いられた。ヘリ作戦は見事功をそうした。パリでは死亡したマルクの身元から犯人を割りだしたコールマンは、仕事を終えてパリに戻って居たルイを逮捕した。再びナイト・クラブで再会したコールマンとシモン。しかし、二人はお互いの心中を察したかの様に多くは語らなかった。クラブを出たコールマンはポールのアパルトマンに何った。最早、高飛びする時間はなかった。ポールは観念した様にピストルをこめかみに当てた。残るはシモン一人。翌朝、エトヮール広場の前のホテルの入口に立つシモンを乗せる為に、カティの運転する車が近づいて来た。シモンが歩みだした瞬間、コールマンの声が沈黙を引き裂いた。「動くなシモン!」スーツケースを下したシモンは、微笑をたたえてコールマンに近づき、手をふところにすべらした。次の瞬間、コールマンのピストルが火を吹き、シモンの体が折れる様にくずれた。呆然と立ちすくむカティ。シモンは拳銃を持って居無かった。「死ぬ気だったのか……」シモンを撃ったコールマンは、車を運転しながら首を横に振るのだった。。。

 
 
 
 
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UN FLIC 1972 N°1/2 (Alain DELON, Catherine DENEUVE, Richard CRENNA, Michael CONRAD)
 
UN FLIC 1972 N°2/2 (Alain DELON, Catherine DENEUVE, Richard CRENNA, Michael CONRAD)

Un Flic (1972) - Ending

 

 

この「リスボン特急はメルヴィル映画の中では駄作だ」と良く槍玉に上げられます。メルヴィルは日本では2冊彼についての本が出版されて居ますが、、「サムライ/ジャン・ピエール・メルヴィルの映画人生」「映画伝説/ジャン・ピエール・メルヴィル」と言う本ですが。今は両方とも廃刊に成って居ますね・・・・。1冊の方では、「押井守」が「矢野俊彦」と共に「リスボン特急」に付いての論考を上げて居ますよ。押井さんたちが言うのには1973年のこの「リスボン特急」でのフランス人らしい。紳士的な映画作りは、この映画で取り入れた特撮部分と言うアメリカ・ナイズされた撮影方法で、、すでに終焉して言ると言うのですよね、、映画が。ハリウッド主体の映画に変わる時の狭間にメルヴィルが放った。「どっこいフランス映画は生きてるよ」と言う様な映画なんだろうと思います。その証拠にフレンチ・ノワールは、1978年の、アラン・コルノーの「真夜中の刑事/POLICE PYTHON 357」までその評価を待たなければ成ら無かった。。。尚、1973年には、ルネ・クレマンの「狼は天使の匂い」と言う名作もあったけどね。

 

「真夜中の刑事」

恋仲になった女性が自宅で殺されて居るのを発見する部長刑事。実は彼女は警察署長の愛人で、別れ話に激高した署長が殺して仕舞ったのだ。そうとは知らない部長刑事は自分に容疑の掛からない内に犯人を見つけ出そうとするが、出て来る証拠や証人は全て彼が犯人である事を差し示して居た…。新鋭(監督第2作目)のA・コルノーがY・モンタン主演で描いた“新”フィルム・ノワールの快作。モンタンが丹念に銃弾を造って居る、オープニングから雰囲気は上々で、「大時計」の様なミステリ趣向の展開も悪くない。証人の目をごまかす為に、自分の顔に硫酸を掛けると言う主人公の執念が、作品に一本、太い芯を通して居ます。

 

「ストーリー」

オルレアン警察の部長刑事フェロー(イヴ・モンタン)は、職務に忠実で有能で、手にする拳銃パイソン357は彼にとって一身同体の存在だった。彼には、ある事件をきっかけに愛する様に成った恋人シルビア(ステファニア・サンドレッリ)が居た。孤児育ちの狐独な彼には真剣な恋だったが、シルビアには謎が多く、逢って居る時でも、ある時刻になると逃げるように帰って仕舞うのだった。それもその筈、シルビアはフェローの上司ガネイ署長(フランソワ・ペリエ)の愛人だったのだ。ガネイには資産家の妻テレーズ(シモーヌ・シニョレ)が居たが、彼女は病身ゆえに性的満足を夫に与えられ無い為。シルビアの存在を黙認して居た。シルビアの行動から新しい恋人の出現を察したガネイは、その嫉妬から、詰問したあげくにシルビアを殺して仕舞う。半狂乱で家に帰ったガネイは妻にすべてを打ち合けた。テレーズは自首しようとする夫を思いとどまらせる。翌日、シルビアが殺された事を知ったフェローは、気も狂わんばかりになり、真犯人追求にのり出す。

捜査が進むに従って、彼女の家を訪れて居るフェローに、不利な証拠品が揃い部下のメナール刑事(マチュー・カリエール)たちも、証人の尋問を避けるフェローに首をかしげた。シルビアの部屋で、どこかの城をバックに彼女が写って居る写真を発見したフェローは、それをガネイに見せる。自分の別荘が写って居る事に驚いたガネイは、フェローを危険人物であると考え、逆に彼を犯人に仕立て様とし、証人たちを集め、総合会議を開く事にする。その会議の前日、ガネイはフェローを呼び出し、シルビアとの関係を自白させ、それを録音し、フェローに拳銃を向ける。が、一瞬の間にフェローのパイソンが火を噴き、ガネイは死ぬ。真犯人であるガネイを殺して仕舞ったフェローは、自分の顔を硫酸で焼く。生きる望みを失ったガネイ夫人は、夫が死んだ場所で、フェローに自殺を手伝わせ様とする。その現場を目撃したメナールは、署に事件の真相を報告しようとする。が、その前に強盗事件が起こり、現地に向かった彼は、ギャングの機関銃の的になり絶対絶命の危機にさらされる。その時、彼を救ったのはフェローだった。逆に傷つき病院へ運ばれたフェローのポケットから落ちたシルビアの写真の入ったペンダントを見たメナールは、すべてを悟り、それをフェローのポケットに静かにもどしてやるのだった。

 

 

真夜中の刑事/PYTHON357
 

Police Python 357 trailer

Police Python 357

 

 

 

「狼は天使の匂い」

この作品はデヴィッド・グーディスの「狼は天使の匂い」(原題:Black Friday不吉な金曜日)の設定を借りたオリジナル脚色(「ウサギは野を駆ける」)だそうだ。原作をそのまま引き継いで居ない脚本の為か、ルネ・クレマンの情緒的な演出のためか、サスペンスと言う寄りも大人のお伽話の様な雰囲気がある。飛行機事故でジプシーの子供を死なせて仕舞い、ジプシーに狙われるトニー(ジャン・ルイ・トランティニアン)がチャーリー(ロバート・ライアン)率いるギャング一味の中に入り込んで仕舞ったが為めに、犯罪だけで繋がって居た彼らの関係が微妙に変わって行き、愛情や友情、過去との決別と言ったそれぞれの思いが表れて来る。行おうとする犯罪の内容が終盤に至るまでに明かされない為、逆に変貌する人間関係が魅力的に描かれて居る。特にトニーに惹かれる二人の女(レア・マッサリとティサ・ファロー)の互いの思いやりと抑制された嫉妬と言った微妙な関係の描写は素晴らしい(ティサ・ファローの可憐な魅力は最高)。そして、この作品が遺作と成り撮影中も病を患って居たロバート・ライアンの迫力の演技はまさにチャーリーの生き様と被り作品に重みを与えて居る。ただ、チャーリー一味の仕掛ける大博打は派手ではあるが無謀すぎるのではと感じて仕舞うが、その他の魅力でカバーされこの作品の魅力を損なうものでは無かった。それより、「不思議の国のアリス」に登場するチェシャ猫のポスターや看板、階段を転げ落ちるビー玉、手彫りのチェス版等の小物や島の風景が物語をよりお伽話に近づける。むしろ、トニー自身がアリスと考える方がこの作品は良いのかも知れない。そんな、不思議な雰囲気の作品で、ルネ・クレマンの70年代の異色作です。

 

「ストーリー」

不慮の事故から大勢の子どもを死なせて仕舞ったある男。彼は復讐を誓う一団から命を狙われて居た。さらに逃亡中の彼は、偶然殺人現場を目撃し、犯人一味に捕らえられて仕舞う。身を守るために過去を偽り、一味の仲間となったその男は“フロッギー”と呼ばれる様に成る。仲間たちとの享楽的な日々が過ぎてゆく中、ギャングを相手にした犯罪を計画。フロッギーは100万ドルを手にする事と、愛する女性との未来を夢見るが…。

ルネ・クレマン監督のサスペンス・ノワール。不慮の事故を起こして追われる身となった男が、自らの身を守るために犯罪一味に加わる。『太陽がいっぱい』の名匠ルネ・クレマンが、孤独を抱えた男たちの生き様を描いたノワール。『さらば友よ』のセバスチャン・ジャプリゾによる脚本は、男たちの友情と女性たちとの関係をカタルシス溢れる筆致で魅せる。ロバート・ライアンとジャン=ルイ・トランティニャンの演技、フランシス・レイの音楽などノワールの魅力も満載。高倉健やジョン・ウーなどに愛された本作は、高倉健の映画や、香港ノワールにも大きな影響を与えました。

 

 

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La course du lièvre à travers les champs (Bande annonce originale)

Francis Lai La course du lièvre à travers les champs  フランシス・レイ 狼は天使の匂い

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

kiyasumeがハーモニカで吹く。短いブルース・ソロ2曲。

 

 

 
 
 

 

 

kiyasumeの今日の昼食です......。久々カレーです。
 
夏野菜がカレーの海に大集合! カレーハウスCoCo壱番屋の「スパイスカレー THE チキベジ」
 
 
 
 
 
 
 
私は今鬱です。。自分の生い立ちを考えると、どう仕様も成らなくなって仕舞います。体調も最悪で、毎日布団を敷いて布団に包まって寝て居ます。体の節々が痛く。腰などは激痛の痛みが走ります。とても、起きては居られません。そして一人で寝て居ると嫌な事ばかりが思い出されます。そして、今は、要約、午前中は起きて居られますが。昼を過ぎると眠く成り、夕方に成ると寝て仕舞います。
 
そして夜の12時に起きる。だから12時から明け方の5時ぐらいまでは起きて居ます。何時も布団に包まりながら、NHKのラジオ深夜便を聴いて居ます。結構面白いし、為に成りますよね。訪問看護師?ヘルパー???彼女らは仕事で来るだけです。確かに仕事上では面倒は見るが、赤の他人だ。しかし最近では、いい人たちが来てくれる様にはなった。私は遅くとも4月には年金受給者に成ります。我ながら、もうそう言う歳に成るのかと、月日が経つのを驚いて居ます。
 
つい此間までは、まだ30代だと思って居ましたが、すぐに40代が来て、50代を向かえ、あれよあれよと言う間に、60代を迎えそれも半ば近くと成りました。私は何時も書いて居る様に、20代から50代まで何をやって居たのだか、解らない時期を過ごしましたから、歳を迎えるのはとても早かったです.......。皆さんもまだ自分は若いと思って居ると、あっと言う間に歳取りますから、気を付けて下さいね、、私なんて後が無いですから、、それはお歳を召した方から見ればまだまだ若造でしょうけど。私は抗精神薬を飲み過ぎて居ます(向精神薬の一つ。統合失調症の治療薬であるが、認知症周辺症状の興奮などに効果がある。).....。
 
以前、ある病院で精神科医から、「こんなに大量の強い抗精神薬を飲まされて居て、薬害が出て来て居るでしょう???」と言われましたよ。その先生は薬を外し出しましたが。その時に飲んで居た抗精神薬が今のリスパダール系精神薬に変わりました。リスパダールは、第二世代の抗精神病薬(非定型抗精神病薬)になります。ドパミンだけでなくセロトニンもブロックすることで、過剰なドパミン遮断を和らげる薬になります。この為、SDA(セロトニン・ドーパミン拮抗薬)と呼ばれて居ます。ドパミンの働きを抑える働きがある為、統合失調症の治療薬として開発されました。

幻聴や妄想と言った陽性症状にしっかりとした効果が期待でき、陰性症状(意欲減退や感情鈍麻)や認知機能の改善に効果が期待出来ます。そして気持ちを落ちつける鎮静作用が認められる為、衝動性や興奮を落ちつける為に使われたり、不安や不眠に効果を期待して使われる事もあります。此の為、リスパダールは、気分の安定にも効果が期待出来る薬になります。

しかし、それで、薬害が無くなったのかと言うと、後遺症が可也あるのですよね......。まず精神状態を抑えるために大量の量のリスパーダール系精神薬を飲まされます。私なんか、飲んで居た薬の量は確か28錠にも成りますよ。その為に脳が痺れて居ます。そして眠くなって仕舞います。寝てばかり居るので、体を動かさない事と、薬の副作用で、今はブクブクに太って仕舞って居ますよ。身長170センチ未満で体重が78、6kgもあります。そして後遺症として勃起不全になります。何しろ40年近く飲んで来ましたからね。やれやれです・・・・。(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾今は、リスパダールを飲み過ぎて勃起不全になって居るのでリスパダールは全部廃止して違った薬を飲んでいます。その薬でもふらつくので危なくて辞めて。また別の精神薬を飲んでいます。ただやはり物凄く眠くなりますね。だから寝てばかりして居ます。

 
処で以前に、念願のマカロニ・ウエスタンの傑作。2作品が1作品860円で売って居たので購入しました。特別な割引セールだった見たいですね・・・・・・。2枚購入しても1,720円でした。安かったですよ。こう言ったマイナーな。マカロニ・ウエスタンのDVDは、最近になって売り始めたんですよね。今から30年前。20年前には殆んど、商品化されて居なかった。ビデオ時代とかレーザーディスク時代とかでも。全部で10作品位しか。商品化されて居なかったのですよね。此処、10年位で。まずエスピーオーと言うメーカーがマカロニ・ウエスタンの3枚組のBOXを、全部で10個売り出してから。ソニー・ピクチャーズ・エンターティメントと言うメーカーが数BOX 売って居て。最近では低価格の単品で売り始めました。
 
マカロニ・オタクに取っては嬉しい限りですよ。勿論、私はすべての作品を所有して居る訳ではありませんが。すでにもう67作品は所有して居ます。私たちの世代が昔見て居た、マカロニ・ウエスタンとは?団塊の世代は大学生の頃。私は小学生の頃から中学に掛けて、流行って居た。イタリア製西部劇の事です。こう書くとイタリアの中世の話かと思う方が居られるかと思いますが。そうでは無くて、イタリア人の監督は1963年頃までは史劇を撮って居ました。あのマカロニの巨匠セルジオ・レオーネですら1961年の「ロードス島の要塞」と言う史劇を撮って居ます。イタリア映画はローマ帝国の映画などを撮って居たのですよね。1960年代半ばまで。そしてセルジオ・レオーネは当時スタントマンとして雇って居たアメリカ人の俳優が居たので。彼らを使って何か作れないかと考えた訳です。
 
その時に、丁度。黒澤明の「用心棒」と言うアクション時代劇を観て。此れだと閃いたそうで。黒澤に連絡せずに翻訳して舞台をメキシコ付近にして(ロケ地がスペインのアルメニアだったから)西部劇を作り上げたんですよ。主人公にはアメリカ人を使おうと。当時ローハイドと言うテレビ西部劇でその二枚目で人気があったクリント・イーストウッドにニヒルな演技をさせて賞金稼ぎの名無しの風来坊を演じさせて「たった一握りのドルのために」(日本公開名/荒野の用心棒)と言う、イタリア製西部劇(欧米ではスパゲッティ・ウエスタン。日本では、あの映画解説者の淀川長治さんがスパゲティなんて細っこいものではダメだ。これは図太いだからマカロニだと言って。日本だけはマカロニ・ウエスタンと呼ぶ様になりました。)しかし、セルジオ・レオーネは黒澤明に文句を言われて黒澤に東洋での「荒野の用心棒」の配給権を譲渡しました。
 
当時、香港やら台湾。シンガポールやらインドネシアなどで公開された「荒野の用心棒」は何故か監督名が黒澤明になっており。セルジオ・レオーネの名前は出て居なかったのですよね。1980年代に「荒野の用心棒」がビデオ化されましたが販売元は黒澤プロダクションでした。そして、イタリアではその後、イタリア製西部劇が続々と作られて行きました。なんでも1千本は作られたそうです。そしてセルジオ・レオーネは脚本家のダリオ・アルジェンドと共に脚本を書き。マカロニの秀作「もっと多くのドルのために」(日本公開名/夕陽のガンマン)そして名作の誉高い「いいヤツ。悪いヤツ。醜いヤツ」(日本公開名/続夕陽のガンマン・地獄の決闘)で大ヒットを飛ばしますが。主役のクリント・イーストウッドは制作資金がアメリカから送られて居た事もあり。
 
もう、イタリア映画では無く、本国に帰って映画を撮ろうと思い。アメリカに帰国しローハイドの監督だった。テッド・ポストを監督に起用して凱旋映画「ハング・イン・ハイ」(日本公開名/奴らを高く吊るせ)で牛泥棒に間違われて縛り首にされた男が、通りがかった保安官に助けられて、汚名を晴らす為に自分を縛り首に掛けた男たちを保安官になって、追跡して一人一人殺して行くと言う。ある意味シェークスピア的なマカロニ風西部劇を作りました。その後。ジョン・スタージェスと組んだ「ジョー・キッド」(日本公開名/シノーラ)ドン・シーゲルと組んだ「シスターサラと2頭のラバ」(日本公開名/真昼の死闘)そして。初の自身の監督作品「ハイ・プレインス・ドリフター」(日本公開名/荒野のストレンジャー)を撮り。
 
最後の自作の西部劇「アンフォー・ア・ギブン」(日本公開名/許さえざる者)でアカデミー賞を獲りました。一方、マカロニ・ウエスタンの方は色々な多彩な作品が生まれており。もう一人のセルジオであるセルジオ・コルブッチ監督作品の「ジャンゴ/続・荒野の用心棒」「殺しが静かにやって来る」「ガンマン大連合」「豹/ジャガー」アンソニー・アスコット監督の「ルパン三世」の元ネタになった「荒野の無頼漢」。同じくセルジオ・ソリーマ監督のアメリカの名優ユル・ブリンナーを主役に据えた「大西部無頼列伝」。ルチオ・フルチ監督の「真昼の用心棒」フランコ・ロゼッティと「ダビデとゴライアス」の監督フェルディナンド・バルディの共同脚本を、バルデイ自身が監督した。イタリア製西部劇「ガンマン無頼」など多彩な作品があります。
 
俳優たちも甘い2枚目なジュリアーノ・ジェンマ。渋いアンソニー・ステファン。彼はイタリアのクリント・イーストウッドと呼ばれて居ました。また男臭いフランコ・ネロなどが居ます。一歩、イタリア製西部劇の巨匠。セルジオ・レオーネは念願だった「風と共に去りぬ」のリメイク映画を作ろうとしますが。この映画の世界的評価は高すぎて、手が出ずに代わりにアメリカ・ロケを敢行して「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウエスト(昔、昔、西部で・・・)」「日本公開名/ウエスタン」を撮りました。その後メキシコ革命を描いた「夕陽のギャングたち」そして弟子のトリーノ・バレリ監督作品のイタリア製西部劇「ミスターノーボディ」で決闘シーンをレオーネが撮ってやり。また、フランスの映画俳優。ロベール・オッセンが監督したフランスとイタリア合作の西部劇「傷だらけ用心棒」でも銃撃シーンなどを演出してやったそうです。そして1980年代に「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」でユダヤ系のギャングの手記を映画化しました。1930年代の禁酒法の時代から1970年代までの話です。この手記を書いたハリー・グレイなる人物は、自分の人生が映画になると、公開を待ち望んで居たそうですが。最終的には観られませんでした。寿命が尽きたのです。
 
 
荒野の用心棒(さすらいの口笛)/ A Fistful of Dollars (Per un Pugno Di Dollari)
 
Vamos a matar, compañeros / ガンマン大連合 (cover by Ryuki : remastered)
 
映画「豹/ジャガー」 Il mercenario
 
"texas addio" 「ガンマン無頼」
 
映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』予告編
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「映画評論本の紹介。」
 
私がよく使うDVDの輸入盤専門店「fantasium」です。アドレスを載せて於きますね。。。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
昨今の邦画を見て失望感と呆れ果てている人達には是非 今こそジャン・ピエール・メルヴィル監督の作品を見て頂きたい!メルヴィル作品で自分のお薦め映画は『サムライ』って映画なんですけど。何とこの映画!日本の武士道精神で生きる孤高の殺し屋の話なんですよね?

この映画が醸し出す雰囲気と主演のアラン・ドロンの存在感がこの映画の核になって居ます。

アニメ作品を実写化して居る映画はもはや面白くないですよ。そうした邦画を見るならばメルヴィル監督作品のBlu-rayもしくはDVDを買う事をお勧め致します。損しないと思いますよ、アニメを実写化した邦画に高い金払っていやいや鑑賞するよりはね。

モノクロ映画に拒否反応を示す人がおられると思うのですが映画好きならモノクロだろうがカラーだろうがいい作品 面白い作品は時を経てもいいのでモノクロ映画でも観て頂きたいですね。

ラストに本の内容なんですけど。ネタバレになると思われるので詳しくは述べませんが、、
冒頭部分はメルヴィル監督の生い立ちとその背景にある世界観は結構詳しく語ってましたね。 
 
いい研究本でしたよ......。
 
 
 
 
 
 
 
はじめてムービーカメラを手にしたのは6歳のときだ。少年時代、一日は朝9時に映画館ではじまり、午前3時にそこで終わった。戦争から帰って映画を撮る前から、ある人物と一体化したいと言う欲望からメルヴィルと名のった。そう、『白鯨』のハーマン・メルヴィルだ。忘れがたい名作『海の沈黙』『いぬ』『サムライ』『影の軍隊』『仁義』など、生涯に遺した13本の作品と自らの人生について縦横に語った貴重な記録。
 
フィルム・ノワール(暗黒映画)の巨匠・メルヴィル監督が、自らの作品について語った貴重なインタヴューです。メルヴィル自身の生の姿、考えが生々しく現れ、「この映画(シーン)はそう言う意図があったのか?」と、彼の映画が大好きな私にはとても刺激的な発言の連続でした。日本未公開を含めた全映画のあらすじ、キャストを記したフィルモグラフィー、スチール写真、丁寧な注釈が附録されて居るのも嬉しい。刊行直後にメルヴィルが急死した為、遺作の『リスボン特急』についてのインタヴューはありませんが、巻末での矢作俊彦氏と押井守氏の対談で語られて居ます。とにかく、メルヴィルと言う人はとことん映画を愛した人だったと言う事が解る、非常に読み応えのある本です。それから彼はジョン・ヒューストンの事を可也評価しており。彼は13もの手法を1本の映画の中で使って居るが?私は3つぐらいしかまだ使えては居ないと。監督は数箇所でジョン・ヒューストンを大絶賛してます。此の本を読むと『アスファルト・ジャングル』を観たくなります。皆さんもメルヴィル作品と一緒にジョン・ヒューストンの『アスファルト・ジャングル』も観て下さい。なんとマリリン・モンローがまだ19歳位の初々しい可愛い女の子の役で出て居ますよ・・・・・・。
 
 
 
UN FLIC (Dirty Money) - Isabelle Aubert and Michel Colombier
 
Alain delon al piano, un flic.wmv
 
2016年5月27日発売Blu-ray&DVD『サムライ』予告編(字幕なし)
 
Le Samourai (1967) - Final Scene
 
Le Cercle rouge - Trailer
 
Jean-Pierre Melville par Thierry Jousse - Blow Up - ARTE
 
町山智浩の映画塾!「アスファルト・ジャングル」<予習編> 【WOWOW】#141
 
 
Death Wish 3 shooting
 
スーパーマグナム(Death_Wish3) 達者でな
 
 
 
 
しかし何時も代わり映えのしない部屋ですねぇ、、相変わらず汚いし、散らかって要るしね。まあ、64歳の貧乏人の男寡の一人暮らしではこんなものかなと・・・・・・・・。(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
 
 
 
 
今回は此処までです。今日はマカロニ・ウエスタン。フイルム・ノワールの紹介となりました。それでは、また更新出来たら逢いましょうね.....。それではまた。。。。
 
 
 
 
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