寂しがり屋のハーモニカ吹き。(障害者の日常生活)

bluesharpのアドリブ・・・・・

blues & soul records ( ブルース & ソウル・レコーズ ) 2010年 04月号 [雑誌]
クリエーター情報なし
ブルース・インターアクションズ



最近、「blues&soul records」を読んでいたら、ブルース・ハーピストのチャーリー・マッスルホワイトのインタビューが載っていて、ハープを吹く上での心得として、「まず大切なのは自分のハートで感じた事に忠実である事、いろいろなプレイヤーの演奏を聴くのは良い事だけども、レコードで聞いたソロを丸覚えするだけでオリジナルに演奏できない人がいる。インプロヴァイズしなくちゃいけないね。サニー・ボーイやリトル・ウォルター、シェイキー・ホートンと云った達人の演奏から学ぶだけじゃなく、自分自身のスタイルを作り上げて、そして心で感じたことを音に出来るようになれば良いと思うよ」と云う事が書いてあったけど、本当にその通りだと思いますね・・・・

でも、始めはそれが、むつかしいのですよね、、私もbluesharpを吹き始めて、1年位は人のコピーでしか、吹けませんでしたから、、、、harpを会得する段階に置いて、達人たちのソロを丸覚えする段階は、誰しも通る道だし、、それをやらなければ、初期段階でのソロは、吹けませんよね。此処で私が云う達人たちのソロと云うのは、何もharpだけのフレーズでは有りません。サックス、等の管楽器、エレキギターのフレーズもharpで吹けるようにコピーすると云う事なのですが。。。

その段階を踏まえた上で、自分のフレーズを編み出して、初めてインプロヴァイズ出来るように成ると思うのです。そうして吹いて行く内に、大体、スケールで此れはこうなってるんだなと感覚的に解るんですよね、此処まで来ると、大概のアドリブは吹ける様になると思いますね。私は此のblogで云っていますが、、16歳位からbluesharpを吹き始めて、21歳位から18年間位、吹くのを辞めてましたから、ブランクが有り、その間に優れた若いblues・harpistが出て来て、敵わないよなぁ・・・と思っていますが。。。


19歳位の頃、blues喫茶で、23歳位の、harpが物凄く巧い人と出会い、その人のバックでギターを弾く事に成り、スタジオで音合わせをしたのですが、何か変なのです、シカゴ・ブルースの典型的なイントロから入ったのですが、、普通なら、それに合わせて、ハープ・ソロのアドリブが入るはずなのに、その人はリトル・ウォルターのある曲のソロを吹き始めて、、結局、意見の対立に成ってしまい、一緒にはやれないと云う事に成ってしまったのですが、、その事を、当時のブルースミュージシャン仲間に話した処、ある、女性のブルース・シンガーから、「ああ、あいつは駄目よ、、だって、何時も、人真似しかできないもの、自分のフレーズ吹けないんだからね・・・」と云われて、成程なと思ったことがあります。その当時は、1970年代後半、優れたブルース・ミュージシャンが続出している時代でしたから、知り合いのベース弾きから紹介された、ギタリストから、エルモア・ジェイムスかハウンド・ドック・テイラーかと云う、凄いスライドギターを弾いて、物凄い、声量で歌える凄い男がいると訊かされて、一度だけライブを観に行きましたが、成るほど凄かったですね、、何か、そのギター弾きが云うのには、当時、コロンビア・レコードがその男のレコードを出そうとしていたそうで、しかも、声量が有り過ぎて、録音機材のレベル・メーターが振り切れてしまう程だったそうです。その人が今、どうしているのか、その後レコード・デビュー出来たのかどうかは、解りませんが、、、そんな猛者が沢山居た時代でしたね、、

でも、今のブルース・シーンでも、凄い連中がゴロゴロしていますよね、、私は今は、ブルース・シーンからは距離を置いているので、、何も云えたぎりではありませんが、、、
唯、大分前ですが、30代の自称、バンドマンと云う男が職場にいまして、ライトニン・ホプキンスが好きで、bluesをやっていると云うので、今、活躍しているbluesmanは幾つ位?「俺ら30代、、」「妹尾さんやら、永井隆さんら聴いてるでしょ?」と訊いたら、「誰?、知らない」と云われて閉口した事が有りました、、その男は、後で、、私に「ジョニーギターワトソンが日本でのステージの最中に倒れて死んだの知らないでしょ!!知らないのはモグリですよ!!」と得意気に云うので、参った事がありました。

何も、確かに聴いてるから、知ってるから偉いという訳ではないですけども・・・・・・

確かショーペン・ハウアーという哲学者が、読書をして知識を得るのは良いけれど、読書は、他人の考えた過程を反復するだけで、自分で思索する苦労がない。
自分の物にしなければ意味はないという趣旨のことを云ってましたが、、、

精神的食物も、とりすぎればやはり、
過剰による精神の窒息死を招きかねない。
多読すればするほど、読まれたものは精神の中に、
真の跡をとどめないのである。(中略)
だが熟慮を重ねることによってのみ、
読まれたものは、真に読者のものとなる。
食物は食べることによってではなく、消化によって我々を養うのである。
それとは逆に、絶えず読むだけで、
読んだことを後でさらに考えてみなければ、
精神の中に根をおろすこともなく、多くは失われてしまう。
(ショウペンハウエル「読書について」『読書について』
                   岩波文庫 P128~129)


「アルトゥル・ショーペンハウアー」は、ドイツ・ダンツィヒ出身の哲学者。『意志と表象としての世界』(Die Welt als Wille undVorstellung)などの著者として知られる人物であり、 仏教やインド哲学に関する思想家としても有名。芸術論や自殺論が特に有名であるものの、法律学から自然学まで様々なジャンルに精通しており、総合哲学者としての側面も強い。ショーペンハウアーは「世界というのは自分を映し出す鏡であり、それぞれの人がそれぞれの世界を見ている。その根底にあるのは、ただ生きよう(進化しよう)とする想いがあるだけ。そして、すべての物事に終わりなどなく、進化し続ける」と説いている。さらに「人間の幸福」は、「どんな人間であるか」「何を持っているか」「人間関係」の3つに集約されると説いており、「どんな人間であるか」=健康面や精神面など自分を磨くこと。「何を持っているか」=金銭面や社会的地位の確保。「人間関係」=他者に配慮する心を持つこと。の3つが人間の幸せを作ってくれると語っている。また、自殺に関する思想でも有名であるが、要約すると「人類全体でみれば明らかだが、あなたが勝手に死ぬことに何の意味もなく、生きてこそ、人間は意味を持つ」と云う事になる。主な著書に「充足理由律の四つの根拠について」「意志と表象としての世界」「見ることと色とについて」「倫理学の二大根本問題」「自然のうちなる意志について」「余録と補遺」などがある。(参考文献:ウィキペディア+楽天ブックス)

私はショーペン・ハウアーの著書は「孤独と人生」が愛読書ですね。。。。話が逸れまして、、(´Д`;)ヾ ドウモスミマセン


最後に、原田芳雄・主演作品放送予定を書いて置きますね。。。

遂に、CS放送の日テレプラスで、原田芳雄、浅丘ルリ子共演のドラマ「冬物語」が放映されますね、、

第一話は、7/29の午前3時から放送で、第二話は、7/31午後11時から放送です。昔のドラマですが、今、観ても新鮮ですよ、、

其れと、今日、7/26の,夕方6:15から「竜馬暗殺」、、夜11:30から「われに撃つ用意あり」の放映がBS日本映画専門チャンネルであります。。
まだ、未見の人で興味がお有りの方は御覧に成られると良いと思います、、、お知らせまで・・・・(^^♪

Charlie Musselwhite "BLUES WHY DO YOU WORRY ME ?"


Charlie Musselwhite River Hip Mama


Charlie Musselwhite w/ Richard Bargel


Charlie Musselwhite: I'm a Bad Boy


Charlie Musselwhite - "Blues Overtook Me"


マダムギター長見順 - Wo!Man


mitsuyoshi azuma 吾妻 光良 sunny side of the street


11.12.10 吾妻光良 & The Swinging Boppers: I am Wine 他


2011.11.26(sat) JUMP with US @表参道CAY


吾妻光良トリオ★LIVE映像1


長見順ソロライブその1


Otis Rush - I Got The Blues


Jimi Hendrix - Red House (live in Stockholm, Sweden 1969)

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事