疲れていた
なにもかもが
しんどい
そんな弱ったときにこそ
体はあちこちいかれてくる
全身どこかおかしい
足はつり
親指は反り返り
胃はしくしくとやみ
微熱でだるく
咳痰くしゃみ鼻水
目まで炎症
がびがびにくっついて開けられず
弱り目に祟り目とはこのことか
ぐったりと横になる
何も食べたくない
何もする気がない
年末になるといつもこうだ
一年の疲れがどっと出る
家族の奴隷で殺される
悪魔の孫たちのために
いいようにされて
体力気力も吸い取られ
息子のため孫のため
生気も抜かれて
抜け殻のように眠ろうか
※喜多村拓の『終世紀』の詩はこれで終わります。長い間、読んでおつきあいありがとうございました。
以降は、次のライブドアに引っ越して、キム・ヒロの名前で、『わたしはどこに行くのか』の詩を毎日一編書いてゆきます。よろしくおつきあいください。
『わたしはどこに行くのか』
https://hirokiyo725.livedoor.blog/
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