ゴーゴー社会人日記。

社会人1年目。
きりんごの日記。

久々にまじめに。

2006年03月17日 | Weblog
ちょっと考えてたけど、言葉には出来なかったこと。

4月から一緒に働く同期で、一番仲良いうちの一人から、メールがあった。
卒業できなかった、という内容だった。
その人は、もともと編入で、単位的に今年卒業、ということが難しかった。
ほぼ無理だと言っていて、就活も一年遅らすかで迷っていたほどだった。

だけど、可能性に期待して、その会社で働くと決めていた。

メールが来たときは、
メールの最後に「なんちゃって」って書いてたらいいのに。
何度もそう思って、メールをスクロールさせても、そこには完結された文章が残ってた。

こういう時って、どうしたらいいんだろう。
すぐに電話しようと思ったんだけど、きっとその人なりにいろんな考えをして、決まったあとで、こうしてメールを送ってくれたのかと考えると、突然の知らせで気持ちが動揺してしまっている私が電話して何かを言ったところで、困らせてしまうだけなのでは、と思い1時間ぐらい考えた。

かといってメールですべてを伝えることはできないだろうし、その人の気持ちも聞いて理解することはできないちと思い、電話した。

一緒に働きたかった、って言ってくれた。
その会社で、という気持ちよりも私たち同期と、という気持ちのほうが強かった、と言っていた。
それを聞いて、すごくうれしかったとともに、すごく悲しかった。
私も一緒に働くことを思い描いていたのに。

入社時期を遅らせてもらえるように、頼んでみるように言ってみた。
すでに頼んだあとだけど、どうなるかはまだわからないそうだった。

実は、次の日に私は卒論発表をひかえていた。
だけど、ぜんぜん集中できなくって、自分でもヤバイな、と思ってた。
深夜、また電話がかかってきた。
入社時期を遅らすことができたそう!

本当にうれしかったです。
出会ってから1年もたってない人がこんなにも大切に思えるというーことはなかなかないことですよね。