RestTime

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グリーンコーラ

2010-05-28 16:27:37 | ジュース
開封すると少し甘い香りが。
味は甘さ控えめで、若干の苦味と酸味が。
後味は、すっきりしているが、コカコーラに比べて水っぽい感じ。

"文学少女"と恋する挿話集3

2010-05-14 23:31:52 | ラノベ
全体的にはせつない感じの話が多い印象です。

表紙から、千愛の話がメインになるのかと思ってましたが、
サブ(新)キャラにスポットが当てた感じがしますね。

個人的に野村美月先生の文章がすきなのもありますが、
読みやすい文章は、相変わらず上手いなぁと思います。

○"文学少女"と炎を上げる牛魔王
牛園先輩の遠子先輩への想いは実ることはありませんが、
すっきりした読後感があります。
牛園先輩は、ギャグキャラと言うか文学少女シリーズの中では浮いた感じがするので、
あそこまでお馬鹿キャラにしなくてもとは思うんですが、
まぁ嫌いになれないキャラですし、幸せになってほしいと思いますね。

○"文学少女"と恋しはじめの女給
麻貴先輩の別荘に行ったときの話の、紗代視点。
はじめは、心葉に素っ気無い態度を取っていて、
ストーリーが進むに連れて、好感へと変わっていったと思うんですが、
意外と早くに掘れちゃってたんだなぁと思いました。

○傷ついた紳士と穢れなき歌姫
夕姫は、本編中で亡くなってしまったのもあり、
印象に強く残っているキャラなんですが、
まさに幸せの絶頂という感じで、この後バットエンドな展開になるというだけに、
なおさら、せつなくなりますね。

○卵の歌姫と彷徨える天使
夕姫を殺してしまった毬谷の贖罪のお話といった感じ。
この話で初登場で、夕姫と同じくプロのオペラ歌手を目指す、
春音との出会いは毬谷にとって、傷をえぐるナイフとともに、
救いの光にも感じられたのかなと思います。

○遠子おばタンの秘密
叶子おばあタンのシーンは、この本で一番笑ったところ。

○迷える仔鹿と嘘つき人形
この話で初登場で、千愛の生徒である仔鹿がちょっと成長して、ちょっと前進する話。
不器用で真っ直ぐな仔鹿が子供っぽいなぁと思うけど、
実際中学2年ってこんな感じかなぁと読みまsた。
あと、流人がかっこよすぎだろ。

○頑張る仔鹿と臆病な旅行者
仔鹿の話の続きで、クラスメイトの堀井とぶつかって、
最終的には仲良くなる話。
短い中に詰め込んだ感はあるけど、上手くまとめてると思います。
二人の関係がいいなぁって思えました。

○道化のつぶやき
頑張る仔鹿と臆病な旅行者の千愛視点。
彼女も変わることが出来たんでしょうか。
流人は気にくわないが、千愛を幸せにしてもらいたいものです。