濫読のすすめ

2011-04-11 20:11:32 | Reader
電子書籍ならではの利点として、濫読がやりやすいというのがあります。
なんといっても、何冊同時に読もうとも、持ち歩けるしすぐに切り替えられる。

今は、
1. 和辻哲郎さんの"古寺巡礼"
2. 瓜生中さんの"知っておきたい仏像の見方"
3. 柴門ふみさんの"ぶつぞう入門"
を、同時に読んでます。

和辻さんは、仏像の芸術的背景を中国、インド、果てはギリシャにまで広げて考察し美術評論家的な感想を書かれています。
瓜生さんは、仏教の成り立ち変貌を元に仏像について解説されています。
柴門さんは、単純に仏像って美しい(私と同じなんですが)...という視点から書かれています。

それぞれ、仏像を見る視点がおもいっきり違うため、同時に読み比べながら進むととっても面白いです。
私も仏像を観るのは好きで、柴門ふみさんの感想に思いっきりうなずきながら読んでます。