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羨ましい
(
隠れファン
)
2007-01-01 18:58:02
臼で搗いた餅を食べられるとは羨ましい限りです。所謂コシが違います。
我が実家でも5年前迄は臼での餅搗をしていました。
手間も腕力も必要でしたが年末に兄弟が集まり良い行事でした。
当時を懐かしみ簡単に餅搗風景を。
先ず、前日に餅米を洗い、水分を吸収させる為に水につけておく。翌朝。その水を切って餅米を蒸かす準備。庭にドラム缶製の竃(かまど)にお釜を乗せる。このお釜、嘗てご飯を炊いたお釜。勿論釜にはお湯を入れておく。薪をくべ蒸気を一杯出す。その上には餅米を入れた蒸籠(我が田舎ではマンパチと云う)を二段に重ねる。二段にするのは省エネ。上の段は予熱行程。それと平行して石臼に熱湯を入れ暖めておく。蒸けたか否かの判定は菜箸を餅米に差して判断する。餅米が蒸けていないとシンがあり菜箸にその感覚が伝わってくるが、経験を重ねないと判断できない。餅搗は餅米が熱い内が勝負。即ち時間との戦い。餅米が蒸けると急いで臼に移し、杵で捏ねる。実は餅搗は本当は餅「捏」。この捏ねる行程で餅米を潰し餅米同士を確実にくっつけておかないと綺麗(餅肌)な餅に成らない。この行程はパワーが全て。短時間で行う必要があり最も疲れる。これを一人で複数臼行うのは大変。若くない兄弟だが、搗(捏)手が二人以上居るので何とかやれる。最後が餅「搗」。各々女房を合いの手に餅を搗く。搗くのはコツを覚えれば杵の重みで旨く搗ける。見た目程力は必要無い。この繰り返しを最盛期には8回(8臼)行っていた。5年前で4臼であった。
所が、寄る年波もあって餅搗き器を使う様になった。5年前の機器なので100%当て嵌るかどうか、?付きだが先人としてのアドバイスを。餅搗き器は大抵蒸す機能も付いているが、電気で蒸気を発生させ蒸す為、この蒸し行程がかなり時間が掛かる。この時間さえ我慢できれば後は餅捏行程。5-10分待てばそれでOK。力仕事は無く便利この上ない。機器の癖を把握できれば綺麗な「餅肌」のお餅が簡単に出来る。
但し、黒豆入りのお餅は餅搗器に黒豆を入れて捏ねると恐らく黒豆も捏ねてしまうので餅が撞けたら機械を止めて黒豆を入れ急いで混ぜる必要があると思う。
ついでに、餅搗器の捏ねる行程はパン生地を作る行程とほぼ同じ。オーブンが有ればパン生地を作って自家製のパンも焼けると思う。
食物の味。普通の人は舌だけで味わっては居ない(と思う)。頭・耳でも味わっている。同じ料理でも盛付で味も違う(極端な例として武蔵のエサ用の器に盛った場合とお気に入りの器に盛った場合を考えて)し、先入観、例えば魚でも知り合いが今日釣ったばかりの魚を持ってきてくれそれは刺身にしたとか、ン万円もした○○と云う先入観が入った食べ物。臼で搗かなくても自力で作った餅(パン)はそれなりに気持ちがこもり美味しくもあり、嬉しい食物です。グルメブームが始まって随分経つ。しかし、美味しさの根拠が、ン万円、三ツ星レストランと云う様なお金、ラベルが全面に出過ぎている。きのさんの関心事のお茶も同じ流れが感じられる。お茶の販売店も「¥」を全面に出していて消費者のニーズを掴んでいない様に思われる。お茶を売る店の極意がブレンドに有るとすれば消費者にもブレンドの楽しさを分けてあげるべき。そうしないとお茶(リーフ)の消費は伸びない。ペットボトルの方が手軽で美味しい。売りは、自分や妻・母が心を込めて入れてくれたお茶、そう云う環境を作らないとリーフの消費は伸びないと思う。マイリーフカップは壁をひとつ破った。しかし、もう一歩進めないとリーフの消費には繋がらないと思う。
何をしたらいいのでしょうか? 皆で考えれば良い案が浮かぶかもしれない。
以上、コメントと云うよりは自己満足の独り言でした。
長文の書込み感謝!
(
きのさん
)
2007-01-03 01:31:02
「隠れファン」さん、長文の書込み有難うございます。
昔の故郷の餅つきを思い出しながら読ませていただきました。昔はかまどがあって、釜の上に「こしき」をのせて蒸したことも思い出しました。故郷では「こしき」と言っていましたが、「せいろう」の古い呼び方らしい。
餅つきの捏ねる工程が最も重労働なことも体験済みです。一臼搗くとぶっ倒れてしまうほどでした。
リーフ茶の消費拡大は皆んなで考えていかなければならないテーマです。ペットボトルが今までの常識を破った商品なのですから、リーフ茶も常識を破らねばならないと考えております。
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我が実家でも5年前迄は臼での餅搗をしていました。
手間も腕力も必要でしたが年末に兄弟が集まり良い行事でした。
当時を懐かしみ簡単に餅搗風景を。
先ず、前日に餅米を洗い、水分を吸収させる為に水につけておく。翌朝。その水を切って餅米を蒸かす準備。庭にドラム缶製の竃(かまど)にお釜を乗せる。このお釜、嘗てご飯を炊いたお釜。勿論釜にはお湯を入れておく。薪をくべ蒸気を一杯出す。その上には餅米を入れた蒸籠(我が田舎ではマンパチと云う)を二段に重ねる。二段にするのは省エネ。上の段は予熱行程。それと平行して石臼に熱湯を入れ暖めておく。蒸けたか否かの判定は菜箸を餅米に差して判断する。餅米が蒸けていないとシンがあり菜箸にその感覚が伝わってくるが、経験を重ねないと判断できない。餅搗は餅米が熱い内が勝負。即ち時間との戦い。餅米が蒸けると急いで臼に移し、杵で捏ねる。実は餅搗は本当は餅「捏」。この捏ねる行程で餅米を潰し餅米同士を確実にくっつけておかないと綺麗(餅肌)な餅に成らない。この行程はパワーが全て。短時間で行う必要があり最も疲れる。これを一人で複数臼行うのは大変。若くない兄弟だが、搗(捏)手が二人以上居るので何とかやれる。最後が餅「搗」。各々女房を合いの手に餅を搗く。搗くのはコツを覚えれば杵の重みで旨く搗ける。見た目程力は必要無い。この繰り返しを最盛期には8回(8臼)行っていた。5年前で4臼であった。
所が、寄る年波もあって餅搗き器を使う様になった。5年前の機器なので100%当て嵌るかどうか、?付きだが先人としてのアドバイスを。餅搗き器は大抵蒸す機能も付いているが、電気で蒸気を発生させ蒸す為、この蒸し行程がかなり時間が掛かる。この時間さえ我慢できれば後は餅捏行程。5-10分待てばそれでOK。力仕事は無く便利この上ない。機器の癖を把握できれば綺麗な「餅肌」のお餅が簡単に出来る。
但し、黒豆入りのお餅は餅搗器に黒豆を入れて捏ねると恐らく黒豆も捏ねてしまうので餅が撞けたら機械を止めて黒豆を入れ急いで混ぜる必要があると思う。
ついでに、餅搗器の捏ねる行程はパン生地を作る行程とほぼ同じ。オーブンが有ればパン生地を作って自家製のパンも焼けると思う。
食物の味。普通の人は舌だけで味わっては居ない(と思う)。頭・耳でも味わっている。同じ料理でも盛付で味も違う(極端な例として武蔵のエサ用の器に盛った場合とお気に入りの器に盛った場合を考えて)し、先入観、例えば魚でも知り合いが今日釣ったばかりの魚を持ってきてくれそれは刺身にしたとか、ン万円もした○○と云う先入観が入った食べ物。臼で搗かなくても自力で作った餅(パン)はそれなりに気持ちがこもり美味しくもあり、嬉しい食物です。グルメブームが始まって随分経つ。しかし、美味しさの根拠が、ン万円、三ツ星レストランと云う様なお金、ラベルが全面に出過ぎている。きのさんの関心事のお茶も同じ流れが感じられる。お茶の販売店も「¥」を全面に出していて消費者のニーズを掴んでいない様に思われる。お茶を売る店の極意がブレンドに有るとすれば消費者にもブレンドの楽しさを分けてあげるべき。そうしないとお茶(リーフ)の消費は伸びない。ペットボトルの方が手軽で美味しい。売りは、自分や妻・母が心を込めて入れてくれたお茶、そう云う環境を作らないとリーフの消費は伸びないと思う。マイリーフカップは壁をひとつ破った。しかし、もう一歩進めないとリーフの消費には繋がらないと思う。
何をしたらいいのでしょうか? 皆で考えれば良い案が浮かぶかもしれない。
以上、コメントと云うよりは自己満足の独り言でした。
昔の故郷の餅つきを思い出しながら読ませていただきました。昔はかまどがあって、釜の上に「こしき」をのせて蒸したことも思い出しました。故郷では「こしき」と言っていましたが、「せいろう」の古い呼び方らしい。
餅つきの捏ねる工程が最も重労働なことも体験済みです。一臼搗くとぶっ倒れてしまうほどでした。
リーフ茶の消費拡大は皆んなで考えていかなければならないテーマです。ペットボトルが今までの常識を破った商品なのですから、リーフ茶も常識を破らねばならないと考えております。