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「裏日本」という表記について (城崎温泉  力餅)
2007-12-31 09:47:30
 きのさん おはようございます
 いつも言っている事ですが、きのさんのブログは完成度が高く、もっぱら教えられる事のみが多く、コメントを寄せるとなると、枝葉末節の揚げ足取り的なコメントにならざるを得ないところが苦しいところです。その点をお断りした上で一言。
 これは、きのさん自身よく分かった上で、敢えて使っておられる可能性もあるとも考えていますが・・・。「裏日本」という表記について。これって「裏日本」と呼ばれている所に住んでいる人間にとっては非常に差別的に聞こえるのですよね。それは私一人の感じるところではなく、多くの人がそう感じていたものらしく、1970年代初頭に、これは差別用語であると認められて、行政・学術・ジャーナリズムなどでは使用しない事になったようです。
 私たちが小学校から高校に通っていた頃の社会科の授業では当然のように、日本の気候についての説明では「裏日本の冬は雪や雨が多く、他方表日本では晴天が続く・・・」などという説明が行われていましたが、現在、仲井さんは決してそういう言い方はしていません。日本海側・太平洋側という言い方をしています。
 大晦日の押し迫った時につまらない投稿をして申し訳ありません。
 来年がきのさんにとって良い年でありますように祈念致しております。
 
 
 
裏日本も駄目ですか (きのさん)
2007-12-31 13:33:35
大雪という報道を聞きますが、城崎は雪は降っておりますか。

やはり駄目ですか。気にはなったのですが、適当な言葉も見当たらず、使ってしまいました。「山陰」も駄目で、島根の人が「北陽」だと言っていたのを思い出します。

看護婦さんは看護士、保母さんは保育士、最近笑ったのは助教授が准教授になった。実質が何も変わらなくて名前だけ変えても混乱するだけだと思うが。

要は差別用語は使われると、聞いた当事者が傷つくならば使わない方がいいと思う。ただ、昔、裏日本といわれて我々が傷ついた記憶は無い。

何はともあれ良いお年をお迎えください。
 
 
 
言葉狩りについて (城崎温泉  力餅)
2008-01-02 10:23:37
きのさん あけましておめでとうございます

 城崎はお察しの通り雪です。家々の屋根には30~50センチ程積もっています。

 言葉狩り=実体は何も変わらないのに言葉だけを代えようというのは、私も賛同しません。
 
 
 
「温泉文学」いかが (楊貴子)
2008-01-22 16:28:07
きのさんと城崎温泉力餅さんの幼友達の貴子です。
新年のあいさつもせず、失礼しています。
きのさん退職とか、永年お疲れまでした。でも、仕事楽しそうにも見えました。

数日前ちょうど買ってきた「温泉文学論」(川村湊著新潮新書¥680)を読んでいたら、関係の深いご両人のブログに出会い、つい書き込みを始めた次第です。
「温泉文学」とは川端康成の始めた文学研究テーマのようで、温泉は「肉体と精神、形而下的な身体と形而上学上の霊魂とが融合する場所で、現実の世界が非現実、超現実の世界へと変わっていく奇跡の場面」なのだそうです。
志賀直哉の「城の埼にて」の裏話もたくさん書いてあって、ちょっと愉快です。箇条書きにすると、
1)志賀直哉はゆとう屋を断られて三木屋に泊ったとか。著者の川村氏は三木屋の宿泊を断られたとか。
2)交通事故後の志賀直哉が自分のけがをもとに、ハチとイモリを介して、生と死を哲学小説化したとか。
3)城の崎は「生(き)の先」と書けるとか。
4)遠いのに城崎まで行ったのは、事故後のリハビリのためらしいとか?

志賀直哉は、奈良の春日大社の傍にに旧居宅があり、当時モダンな人だったようです。また行きましょう。

今日はとっても寒い日で、温泉が恋しいーーー
 
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