調子に乗るさーーー

先日、トレマーガで北海道の知り合いの作家さんに会った
久しぶりなので挨拶してチョコッとお話したら、
彼女が北海道に帰って私のお友達のニット作家さんに
「きのこさん、前よりキレイになったーー」ともらしたそうだ

おーーほほほ、おーほほほ、おーほほほ

わかる人にはわかるのね

今年の反省（その１）

エアロビクスの前日は決して飲み過ぎないように気をつける
（フラフラになったところに「ハイ、腹筋します！」と明るく言われたときには
死ぬかと思った）

失敗した

せっかく楽しみにしていたのに「エラゴン」はひどく退屈な映画だった
うっかりすると寝てしまいそうだった

原作はあんなに面白かったのに…
このところどこに行くにもあの厚くて重い原作本を持ち歩いて読みふけった
なのに…映画の薄っぺらかったこと

せめてものすくいは貯めたポイントを使ってただでみたことくらいだ

禍福は糾う縄の如しとは言うけれど…

姪が子どもを死産した
あと2週間もすれば元気に生まれてくるはずだったのに…

ついこの間、姪は妹の結婚式で臨月のお腹を抱え家族に囲まれて幸せそうにしていた
集まった親戚はみんな誕生を楽しみに話していた

自分のお腹のなかで子どもを死なせる辛さはどれほどだろうか
死んでしまった子どもを出産する辛さはどれほどだろうか

良いことばかりが続くことがないことはもちろんだ
でも、悪いことばかりが続くこともないことを
28歳で子どもを失った姪に理解しろというほうが酷だろう

失われてしまった小さな命がどうか安らかでありますように

片付けの副産物

糸はトレマーガで売ってもらった
布はクラフトフリマに出す予定

それでも、捨てられない革の切れ端が残った
それを集めて繋ぎ合わせた作品

やばい…ますますニットから遠ざかってしまった…

片付けは続くよ！どこまでも～

やっと毛糸の整理がおわって、次は生地だ…と思ったら
生地の中に埋もれた収納コンテナいっぱいの毛糸を発見…うそだろ…一体どのくらいあるんだ…
こんなに毛糸を買い漁った私はきっと頭が変なんだ

他人のことを笑えまい

とうとう懸案だった仕事部屋の片付けを始めた
千里の道も一歩から…どんなに果てしなくても始めなければ終わらない
　　　と、自分に言い聞かせてまずは毛糸の整理から取り掛かったが…

誰だ！！！こんなに糸を買い込んだのは！！！
同じような糸から、何に使うつもりだっただよと思うような糸まで…
糸くずのせいでくしゃみと鼻水が止まらない
ものすごい状態でひたすら毛糸を分ける

イツコさんがトレマーガを始めたときの引越しの荷物のなかの毛糸の多さに
呆れて笑ったけど（ごめんなさい、せせら笑いました）
これじゃあ、他人のことは笑えまい

涙！涙！！

姪の結婚式に参加してきた

旦那の一番上の姉の娘で、私の結婚式でよちよち歩きをしながら花束を渡してくれた
彼女は当時としてはまだ珍しかった小学校からの登校拒否で
結局、中学・高校へは行っていない
一歩も家を出ない、顔も見れない時期が何年も続いた
聞こえてくる話は悪い話ばかり、誰もが先行きを嘆いていた

本人も苦しんだだろうけど、周囲も苦しみも並大抵ではなかった
親である義姉夫婦はもちろん、姉である姪、祖父母の舅姑、
みんなもどかしい思いを抱えつつ、結局何もしてやれなかった

その彼女がこんな晴れの日を迎えて、みんなの祝福を受ける
いろいろな結婚式に出たけど、こんなに泣けて嬉しい式はなかった

子どもを育てていると、良いことばかりではない
悩みや心配や苦しみのほうが多いくらいだ
でも、時々、こうゆう飛び切りの幸せを感じる時がある
そういう時はすべての苦しみを帳消しにしてもまだあまるほどの喜びと幸せを感じる
長い苦しいときを抜けて娘が幸せへの第一歩を踏み出したときの義姉たちはどんなに嬉しかっただろう

そう思うとまた泣けてくる