き乃はちBlog

き乃はちの日々の日記帳

メドヴェージ村

2013-10-01 11:19:41 | Weblog
サンクトから250kmくらい南にメドヴェージという村があります。
日露戦争の時に、日本人捕虜収容施設がありました。
当時は武士道と騎士道との戦いで、お互いを尊敬しつつ、村人は敵であろうと軍人さんを丁重にもてなしました。
その時の写真が残っています。自作した尺八、三味線、月琴で演奏している様子です。
日本では松山にロシア人捕虜収容施設があって、同じように軍人さんたちをもてなしたそうです。



病気などでメドヴェージ村で亡くなった日本人は、そこで一旦お墓が作られました。その後、荼毘にふされて、全員のお骨は日本に帰ることができました。
忘れられていた墓石が数年前に発掘され、松山出身でロシア語の先生でもある藻利(もうり)先生が、今でも残りの墓石発掘をしています。その記念として「日露友好平和の碑」が5年前に建てられ、その時にも演奏したのですが、9月28日はその5周年にあたります。

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