今、日本では年間一万人の高齢者が転倒によって死亡しているとのことです。死なないまでも抵抗力や体力が低下し認知症も進むようです。
私の母親は90歳までは あっちに行ったりこっちに行ったり あれもやったり これもやったりして、本当にこれで90歳なのかと思っていたら階段を踏み外して圧迫骨折、その後心臓からくる肺炎を発症し入院。
医者から今度発作があったら命の保証は無いと言われたので、慌てて老人ホームに入居させたら急に認知症の症状が進み殆ど外出しなくなりました。
レビー小体型認知症らしく幻視や幻聴もありましたが、これといった治療法も無く様子見しか無いとの事でした。
その後色々ありながらも四年ほどお世話になった頃、部屋で転んで大腿骨骨折、退院後暫らくして肺炎になり、あっさり他界しました。
頭で分かっていても、ついやってしまうのが年寄りですが、気をつけるのに越したことは有りません。