「ピーターと狼」のナレーション史、大変興味深く読ませていただきました。自分が当時購入(正確には父に買ってもらった)したのは、やはり芥川也寸志の語りで指揮はロジェストヴェンスキー、新世界レコードの25センチLP(1500円盤)。番号は忘れましたが、プリフィックスは確かPLVだったような。そういえば「ピーター」ではなく「ペーター」の表記でした。オーマンディ盤とどちらが先の発売かは不明です。 尚、当然ご存知だとは思いますがカウントダウン・メディア社の音源提供によるエヴェレストのCDは数年前に米Classic Records Inc.より10点ほど発売になっております。
尚、当然ご存知だとは思いますがカウントダウン・メディア社の音源提供によるエヴェレストのCDは数年前に米Classic Records Inc.より10点ほど発売になっております。
芥川比呂志さんのナレーション、ロジェストヴェンスキー指揮ソヴィエト国立交響楽団の新世界盤(PLV-4)のジャケットには次の記載があります。
Recording Date 1955
Pressing Date 1957.2
また、付属の解説書でロジェストヴェンスキーについて「1932年生れ、今年25才の新人」と紹介されていることから、1957年(昭和32年)発売と思われます。昭和33年11月発売というオーマンディ指揮の日本コロムビア盤は、私は聴いたことないのですが、芥川比呂志さんのナレーションはロジェストヴェンスキー指揮の新世界盤と同一でしょうか。それとも吹き込み直したのでしょうか。どちらにしても、興味あります。これより古い録音としては、加藤道子さんのナレーション、山田和男さん指揮のKING RECORD盤(SP)があるそうです。竹内先生をはじめ、日本語版について詳細に書かれる方がいらっしゃることはうれしいです。ストコフスキー/堺正章さんの日本コロムビア盤も今後復刻されることを期待します。