お気楽かつら・カムーロ見や毛

どうせもう髪は生えて来ない。
ひらき直ったおじさんの 目からウロコの
リベンジ体験記

チビ・デブ・ハゲの見や毛です。NHK

2013年09月05日 | TVなんかに出ることに





またしても2009年の古いエピソードです。

画像の多くは放送したTVの画面を写したものです。



司会の春風亭小朝さんの案内の声
「それではそのナマ・見や毛さんの登場で~す!」

に従い、ソデの暗がりから番組スタジオに姿を現した僕は



席に着くとスルリとカツラを脱ぎ、前を開けたシャツの胸の中にそれを入れて言いました。



「チビ・デブ・ハゲの見や毛です」


僕の前に立つ司会の春風亭小朝さんは僕の目を見て一瞬、黙しました。


リハーサルでは発しなかった僕の言葉に絶句したのかもしれない。

間を空ける事なくリードする司会の小朝さんの沈黙は
ヒト目には絶句と見えないほど一瞬でした。

が僕にはすぐピンと来ました。

「チビ・デブ・ハゲ」なんて公共放送の禁止用語なんだ

多分、差別用語だから。

ましてやNHKで放送したら大変

僕なんか全然、気にしないで日頃言っているフレーズなんだけど。

自虐ネタ、と言われるかもしれないが実はこのトシになって
自虐ネタでも何でもない。開き直っているのです。

チビ・デブ・ハゲを楽しみ、コンプレックスなどほとんど無いのです。
正確に言えば どうでもいい不感症になっているのです。

おあいにく様。

ですから「エイジング・コンプレックス」というお題目のこの番組には
実は不似合いなキャラかも知れません。

でもひとまず、悩みから解放されたオッサンを演じなくては視聴者の方々に申し訳ない。

しかし「チビ・デブ・ハゲの見や毛です」はまずい。


NHKが編集してくれる事を希望しつつ、席に着くシーンを1回やり直しました。

新しい自己紹介は

「見や毛です」。 はいそれだけ。面白くも何ともねぇよ。

気まぐれな僕ですから、もし10回やり直しがあれば
10通りの言葉を発したはずです。

もともと事前の言語指導はなかったし具体的な台本はなく
発言は基本的にゲストの自由だったんですから。

着席したらカツラを脱ぐ。という指示だけはありました。






余談ですが、テレビ放送のあとブログのコメントに後輩の奥さんが

「見や毛さんのシャツ。胸を開き過ぎ

とありました。



コメンテーター石田純一さんをはじめ、皆さんフォーマルな出で立ちの中で
僕のシャツ開きのラフさは異質だったかも知れません。

カツラを脱ぐと同時に胸の中にそれを収納しようと思っていたので
あらかじめシャツボタンをはずし大きめに開いていたんです。

言っておきますがはだけたシャツの間から見えていたのは、でなく


腹です








カムーロ見や毛
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La musica que Camoolo escogio




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