あたしは「オレが世界を救う」なんて奴はもちろん信用しないし 「やってやるぜ」ってガツガツした熱血マンが大キライ だってそんな奴らに限って己の欲望むき出しでしかも口先ばっかり オレがオレがって普段調子の良いこと言ってる割には困難にぶつかるとすぐへこたれる
僕らには見えてしまうんだよ自分の天井が。大人になるとある日ふと誰もが気付くんだ。頭上にせまっている自分の限界とも言うべき天井の存在にね。そしてそれは歳をとるにつれ近づいて、シミや、汚れがわかるほどますますハッキリとしてくる。
そ・・・それじゃ競争して負けた"夢"はどうなるんだ?少なくとも負けたみんなの"夢"はだめになっちまうじゃないか。