指導員の日記

指導員から見た、生徒たちの物語?(笑)

中学以上の県大会

2017年05月11日 | 空手道
5月7日(日)は姫路市の県立武道館で中学以上の県大会があり、チーム加古川ももちろん参戦しました。

この日のために、毎日毎日頑張ってきた中学生。
苦しい想いをし、怪我もし、それでも土日は強化練習で汗を流して。

まあ、指導員の自分も、アレルギーから咳き込んで寝れない日が続き、まともに寝れないまま寝不足で、しかも咳のし過ぎで喉をやられて声も出せないまま連日の強化練習。ほんとに、それこそぶっ倒れそうで(^^;

そんなこんなで迎えた試合当日。

試合の進行は変則的で、中学生の団体の形と組手から。

団体形
4月にエントリーしてから、1ヶ月の急造女子チーム。
中学になったばかりの1年生二人と、空手を始めて数年の2年生一人のチーム。
塾や怪我で、あまり揃うことがなく、それでも試合前日まで団体形のためにアドバイスを求めて出稽古までして。

1回戦敗退。

相手が上手かったのもあるけど、初勝利を得るにはまだまだ気持ちも技術も時間も足りなかった。

それでも、幸運にも近畿大会へのチャンスが貰えて、折角なので、来年を見据えて、近畿大会で力を出すことを目指して頑張ることに。

団体組手
団体形と同じ女子のメンバー。
ここで、何かが弾けたのか・・・。

試合直前の練習では精細を欠き、勝ちに行くことより、負けないように大事に大事に組手をする姿に、どうやってこの子らのメンタルを上げれば良いのか・・・。
これは、団体メンバーだけでなく、他のメンバーも同様に。

だから・・・
「お前ら何や!県で優勝したことがある訳でも無いのに、県大会直前に何『負けない組手』をやろうとしてるねん!今まで何の練習してきたんや!お前らなんか何も守るもの無いやろ!弱いクセに何してるねん!」
なんて、キツい言葉を投げ掛けてやりました(^^;

そして、試合前日の練習では、
「勝つことだけ考えろ!」
「勝つ!勝つ!勝つ!と、唱えてコートに入れ!」
「表彰してもらうイメージを持って寝ろ!」
と。

結果・・・


女子団体組手優勝!

(加古川市立平岡南中学校)
自分は審判をしてて見れなかったんで、後から動画を見せてもらったら、

すごく堂々と、強豪相手に試合をしてて(^^)

先鋒の高橋葵衣(東加古川 進藤先生、橋爪指導員)が個人優勝の選手相手に惜敗するも、怯まず前で勝負し、チームを乗せる試合をし、それを受けて中堅の藤本菜々子(加古川武道館)が個人準優勝の選手に逆転勝ちし、大将の小西杏(東加古川)は堂々と大将として勝利。
2勝1敗で優勝!

全国中学生大会へ!

ここ一番で練習の成果を発揮するなんて(^^)

やれば出来るんですねぇ♪

しかし、ここでほぼ気力を使い果たしたのか、個人戦では精細を欠き敗退(^^;

形はベスト16に高橋葵衣が食い込み、近畿大会へのキップはギリギリ取得(^^;

個人戦に出場した他の選手は、メンタルの弱さか、形も組手も空回りした試合だった様で、全中を決めたメンバーも含めて、

まだまだ弱いな

っていう大会となりました。


なんであれ、優勝したチームも、負けた選手も、前を向いて、上を目指して行くしかない!っていうまだまだなチームです。

今のままでは、全中も近畿も通用しない。

たぶん、のまれて終わる。

『今のままでは』です( ̄ー ̄)

とりあえず、また勝つことだけ考えて前進あるのみで、指導員も頑張ります。

やるぞぉ(* ̄∇ ̄)ノ

加古川武道館空手道教室

最新の画像もっと見る

コメントを投稿