パナハッチェルからランチャ(小型ボート)に揺られて約20分、アティトラン湖を横断すると対岸のサンペドロという町に着く。
サンペドロ山のふもとに位置し、教会の前にたぶんサンペドロさんであろう像が立っているので間違いなくこの町はサンペドロだ。
この像を見ていると上野の西郷さんが浮かぶのは僕だけだろうか。町は小さくて静か。街の騒々しさはなく、人も穏やか。
湖の近くは観光客のためのバーやレストランもあり、町の静かな雰囲気と対照的なその対比が面白い。
人の対比も面白い。
君には僕はどう見える?
ソロラの街からバスで20分程度、500mの標高差をアティトラン湖に向かって一挙に下るとパナハッチェルに着く。
この街はアンティグアに並ぶ観光地。目の前に世界一?の湖あるし。だから外国人が多く街を歩いているとスペイン語だけでなく英語、フランス語(たぶん)、イタリア語(きっと・・・)ドイツ語(居るはず!)etc・・・
とにかく人が多くてメイン通りにはお土産やさんやレストランが並び、民族衣装やグアテマラの生地で折ったバッグや財布などの小物、ヒッピー達が自分達の生活のためにせっせと作ったネックレスやパイプ、グアテマラの名産品のほとんどすべてがこの町で手に入る。・・・たぶん。
とにかく活気のある街。夜のレストランでボリビア音楽の生演奏を聴いたときは体が震えた(なんでボリビア?)。
でも、雨が降ると途端に人通りがなくなる、ちょっとげんきんな街。まぁ、雨の降り方が半端じゃないので当然なんだけど。
ウエウエから首都に向かって4時間ほどバスに揺られてソロラという街に着くと、眼下にアティトラン湖が広がる。
どういう理由かは分からないが、このアティトラン湖、世界で最もきれいな湖だと言われている。
ソロラから20分ほど山を下ってパナハッチェルという街に行くとまさに目の前に火山が2つ浮かんでいる景色が見られる。(右がサンペドロ山、左がトリマン山、トリマン山の後ろにさらにアティトラン山がある)この景色はなかなか見られない、さすが世界一。
子供達も湖岸で水浴び。暑いからねぇ。
って、おい!石鹸つけたまま飛び込むのぉ~?