中華麺飯店 万豚記

仙台泉のアウトレットに行ったときのことです。
夕方だったので、お腹が減り、でもそんなに高価なものは食べられない状況だったので、アウトレット隣のタピオ内のラーメン屋さんへ行きました。



・・なんでも、店の外の看板に「炎の麻婆麺」自慢の逸品と書かれていたので、食欲がそそられ、店内に。



中はラーメン屋というより中華料理屋ですね。



麦茶が注がれ、注文を取るときに辛さを聞かれ、
辛さが３・５・８辛とありまして、店員に聞くと５辛が常人レベルだという事で。
私はそれをチョイス（麻婆麺７９０円）。
案外辛い系は好きです。
店内やメニューを見渡しながら、すぐさま容疑者が登場。

「はーい！どうぞ♪」
どん。



店員のお姉さんが笑顔たっぷりでテーブルに物を乗せ、私は、その刺激臭に圧倒されました。
「こりゃすげえ。いかにも辛そうだぜ」

・・頂きます！！

うまいっ！！

・・・ん？けど辛い。
んん？

辛ぁつ。からっ、かリーなオイっ！！！！

そこには、マグマのように赤く唐辛子ざく切りのスープがあり、その上には熱を逃がさぬ為のあんかけが
掛けられており、一口スープを飲んではコップ一杯の水で潤さないと中和できない程の超激辛なものがありました。

なんで、私はこんなものに戦いを挑んでしまったのだろう・・・。
などと反省をしながら麺を食べるも、辛くて暑くて麺が思うように噛めません。
頑張って噛んでも辛くて飲み込めない。

体が震えました。
明らかに拒否反応を示しています。
常人が５辛なんて無理だろなどと愚痴を言いながら時間をかけて食べました。
なんとか３分の１の麺を消化しましたが、その後はきつく、おわんをもらってそこに水を浸し、
麺を入れ、唐辛子を落として食べました。

そう。付け麺感覚で！！
水ラーメンです。

私には食べ物を残すという感覚がないので、出されたものはなるべく食べるようにしています。

ということで、程よく辛さが落ち着いた水とぎラーメンを食し、時計を見てみたら、
なんとラーメンを食べて３０分も格闘していることに気づきました。
私の平均的なラーメン一杯の所要時間は１０分なので、今回は実に３倍もの時間を掛けたことになります。
しかも、スープはレンゲ３杯分しか飲んでいないのに。

激辛って危険だと感じた今日この頃でした。

ということで判決！！！
味としての懲役・・・・３０日。

危険分子としての懲役・・・５０年。

汗だらだらです。
ちなみにこの後お腹が水っ腹だし、辛さで胸焼けしたしで気分がすごーく悪くなりました。

８辛選ぶ人居たら神です。


場所：仙台泉アウトレット隣タピオ２階