篠原けんじブログ~お笑い大好き~×goo

福岡お笑い芸人「篠原けんじ」によるブログ。

芸人も同じ。気づけよ学者ども。

2006年09月27日 16時00分26秒 | いろいろな事。
大学はいろんな先生がいて、いろんな授業があります。

そのいろんな授業の中に、「面白い授業」と「面白くない授業」があります。
「面白い授業」は、いいのですが・・・「面白くない授業」は、だめですよ。先生失格やと思います。

何で面白くないのか??と先生たちに聞くとは「教えてる授業内容が面白いものじゃない」と返ってくるのではないかと思います。

それは違います。絶対に。

「授業内容が面白くない」って言うのは、「逃げの言葉」でしかないです。

何で俺がそこまで言い切れるかというと・・・。
俺は小学校、中学校で全然勉強をしませんでした。本当に最悪なくらい頭は悪かったです。勉強は、絶対したくありませんでした。(特に英語と数学は死ねと思った)

高校に進学しても友達と遊んだり、騒いだり、居眠りをしたりと本当に全く勉強をしませんでした。体育は相当がんばってたけど・・・。

こんなに勉強が嫌いなけんじ君が、ひとつだけ楽しみな授業がありました。

数学の授業です。

先生の名前は忘れましたが、かなり厳しい先生でした。
授業中の私語は禁止。よそ見も。ノートも強制的にとらせるような感じの完璧主義な先生でした。

なのに・・・なのに・・・俺はこの授業が楽しみやった。
たぶん、クラスのみんなも楽しみやった。

何で楽しみやったかと言うと、話が面白い。授業がわかりやすい。

どんなに難しい問題でも、この先生が説明すると面白いし、理解できるし、本当にすごい先生でした。

他のクラス(別の先生が数学を教えているクラス)のテスト平均点が60点くらいで、その先生が教えたクラスのテスト平均点が90点近くになるくらいすごい。

だから、勉強は教える内容が難しいから楽しくないとかじゃなくて、教える先生が面白いから、楽しいから、理解できるし楽しく授業に参加できるんやと思う。

決して数学は、好きじゃないです。今でも。けど、あの時の数学は、面白かった。

今の大学でも楽しい先生はいる。

九州産業大学の「土井先生」。他の先生がやれば面白くない授業になるであろう授業を楽しくさせる。すごい能力やと思う。

この土井先生の授業は、レポートの提出もあり、試験も難しい。しかも、1時間目からあるのに、九産大の生徒は、この先生の授業に集まってくる。

楽しいから。自分の為になるから。とみんな思っているから授業に来てるのだと思う。


俺が尊敬する爆笑問題大田さんが番組で言ってた言葉なんやけど。
「今の学者には、ユーモアが無さ過ぎる。ただ意見を書いただけの意味のわからない本を誰が読むのか?変な趣味を持っているやつしか読まないよ」と。

俺もそう思った。何で自分の意見をわかりやすく説明しないのか?意味のわからない、つまらない文章を並べただけの本を書くやつは、頭が悪い。


最近の大学の先生は、頭が悪いやつばっかりだ。


ユーモアが無くてもいい。けど、生徒に「楽しい!」と思わせるような授業をしないと先生の意味がない。

芸人も同じやと思う。