今回は犬マイボーム腺種の凍結手術の経過をご紹介します。15歳わんちゃんの右眼下の眼瞼に数年前に小さい腫瘤が発生、経過を見ていたら現在の大きさになり、主治医に診察を受けましたが、年齢で麻酔がかけにくいということで手術に踏み切れなかった症例です。今回は腫瘤が大きくなりわんちゃんがこすりだしたとのことで当院に来院しました。麻酔をかけたくないという飼い主様の希望で、凍結で腫瘤を除去することを、提案しました。

上の画像は初診時の状況です。この腫瘤に凍結処置を行いました。

上の画像は処置後7日目です。やや小さくなりました。

上の画像は2回処置後、14日目です。かなり小さくなりました。

上の画像は3回処置後、21日目です。90%以上消失し、わんちゃん本人も気にしなくなっているそうです。
今回の症例のように麻酔をかけたくない場合は無麻酔で行える処置もあります。ただし、病理組織検査ができないのが弱点ですが、わんちゃん本人のクオリティーが良ければ良い方法だと思います。
森田動物医療センター http://www.animal-hospital.jp

上の画像は初診時の状況です。この腫瘤に凍結処置を行いました。

上の画像は処置後7日目です。やや小さくなりました。

上の画像は2回処置後、14日目です。かなり小さくなりました。

上の画像は3回処置後、21日目です。90%以上消失し、わんちゃん本人も気にしなくなっているそうです。
今回の症例のように麻酔をかけたくない場合は無麻酔で行える処置もあります。ただし、病理組織検査ができないのが弱点ですが、わんちゃん本人のクオリティーが良ければ良い方法だと思います。
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