ケニチブック3

思考開放型記憶装置

次の一手

2012年02月26日 23時30分31秒 | 

 

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」

 

10歳の頃から18歳になるまでバスケットボール一辺倒だった志谷少年。

小六の頃に初めてつかみそうになった全国大会を3点差で逃した。

中二の頃、これに勝ったら全国大会って試合も負けてしまった。

中三の頃においてはもはやよくわからんところで負けてた気がする。

高校時代は県選抜で3年間県のトップの人間とバスケを交わすことが出来た。

 

その合宿でのこと、試合形式の練習をしていてあるパスミスから僕はリズムを崩してしまった。

その一試合を前半のミスを立て直せずに終えてしまい落胆していた。

 

そこへコーチがやってきて一言声をかけてくれた。

「40分(※)全体を見ながらプレイしろ」と。(※この当時のプレイングタイムは前半20分/後半20分の計40分)

 

まさにその頃の僕ときたら「木を見て森を見ず」だ。

1つのミスを引きずってゴールしてしまったのだから…

 

あのコーチの言葉は今でも胸に焼き付いて、いろんな場面で役立っている。

まさに大きな流れで捉えながら物事を考えていく。今はそれの真っ最中。

 

 

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昨日、将棋の名人 羽生善治氏の「大局観」という本を読み始めた。

大局観…物事の全体的な状況や成り行きに対する見方・判断。


将棋とは何手先まで読んでナンボの世界だ。何十手先を読んで打つ。

こんな複雑で奥行きがある計算をゆっくりと行うなんて僕にとっては一種の拷問と変わりない。


この時代は誰もが早く答えを求める。


ツイッターを初めとするSNSに人が集中するのも新鮮な情報の発信/受信が大きな要因の一つだろう。

先ごろのジャパニーズ家電業界の業績不振もケータイを中心とした新しいマーケットに取り残されたとも言われている。

世界は先を読みながらものすごいスピードで進んでいるのだ。


そこに逆行するようにたたずむのが「大局観」だ。

-がむしゃらに読み込む力は若い棋士が上だが、熟年になると、この「大局観」で逆に「読まない心境」となり勝負の上で若い棋士と互角に闘える-

らしいのだ。


もう「極」だ。



時代を語るつもりはないが、もしかしたらこの「大局観」が時代を開くヒントになるのでは?と勝手に思い込んでいるのだ。



まだ39ページしか読んでないけど





おやすみ


 

 

 

 

 

 


BORN TO DIE

2012年02月26日 00時33分07秒 | 音楽

 

人間は、みんなに愛されているうちに消えるのが一番だ

 

先日、フリーでカメラマン(♀)をしている方と会う機会があって色々と飲み屋さんでだべってたわけで。

 

その理由とすれば、彼女が撮っている作品に音楽をのせて欲しいとの事。

彼女が撮っているのが「出産ドキュメンタリー」

この大事な1ページに音楽をのせてくれとのこと。

うれしい事だし、正直自分でいいのか迷っていたが、結論作ってみることにした。

 

最近、音楽をはじめとする芸術作品に対して一定の距離から俯瞰していたので、その地に着地するということに対してまだ準備自体は出来ていないが何か残せるものを作れるというのは嬉しい事である。

 

興味ある方はポチッとしてみて。

↓↓

Peacekid's(http://www.peacekids-waco.com/)

 

 

楽しみ楽しみ。。。

 

春までにはちゃんと作れるようにロックオン!


嗅覚

2012年02月25日 00時35分44秒 | 映画

 

 

「匂いほど、過去をはっきり思い出させてくれるものはない」

 

というわけで映画「パフューム~ある人殺しの物語~」をみた。

最近、考えていた事に何かこう…シンクロした映画だった。

見てない方のために内容を詳しく説明するつもりはないけれど、この映画の僕の感想とすれば、「追求の究極」「存在の証明」の2点かな。

僕も昔から、お香やら香水やらが好きなタイプだったのでどんな話なんだろっ??て思ったが、人がどんどん死んでいくわ、何百人の乱交が行われるわで結構刺激的な裏切りだった。

中世ヨーロッパの光と影の混在。映像美も含め見て損のない映画だと思う。

 

ちなみに印象深かったのがナレーションのジョン・ハートの声。

たまらなく良かった。

興味ある方は見て聞いて感じてください。

 

 

最近考えていたことが「感覚と創作について」なんだけれども色々書いていたら説教臭く、且つ胡散臭く(笑)なったので全部消した。

もう少し伝えることが出来るくらいになったらまた書こうと思う。

 

 

 

 おやすみ


KOISHIDANI

2012年02月23日 20時35分37秒 | 雑記

 

「真面目に恋をする男は、恋人の前では困惑し、拙劣であり、愛嬌もろくに無いものである」



誰しもが一度は経験したことあるのではないだろうか?

「自分の名前を検索する」

僕だけだとしたら、僕はとんだナルシストだ。


僕の名前はどちらかといえば珍しい方なのですぐにブログとか音楽活動が検索結果に登場したりするんだが、インターネットを始めた頃に検索したときにヒットしたのが



恋志谷神社


である。

だいぶ三重よりの京都府南山城村にあるらしい。

一度は「世界中の志谷代表」として足を踏み入れる責務を感じる今日この頃。

縁結び、安産のご利益があるパワースポットらしくロマンチック且つハートフルな神社だ!


しかも最近「恋志谷紅茶」たるものが発売されたらしい。

必飲である。



また行った(飲んだ)際はしっかりとレポートするのでお楽しみに。


鳥取にも志谷という地域があるようだが、こちらにおいてはかなりの田舎のようだ。


いつかレポートしようと思う。






そんな志谷でしたとさ


ナースのお仕事

2012年02月22日 02時18分23秒 | 日記



「快い眠りこそ、自然が人間に与えてくれる優しく懐かしい看護婦だ」


最近いたるところで眠りを取り上げた記事や、ニュースを見たりする。

昨今、眠りへの欲求が高まっているのだろうか??



そういえば昔、、、眠る前に難しい本を読むと瞬間的に眠りに落ちたものだ。

気絶のようなものだけれども…


難しい本なんてあったかなーと、本棚の整理をしていて見つけたのが「口語訳 古事記 [完全版]」


懐かしい。大学生時代に衝動買いした代物だ。


いっちょまえにわからないところにマーカーで線を引っ張っていたり頑張ってる感があったのだが、ページをめくる度にマーカーの本数は減り、雑になり結局は32ページ以降読んだ形跡がないのだ。


志谷憲一/飽き性


根本、歴史が好きではなかったのだが、昨年の大河ドラマ「龍馬伝」から少しずつはまっているのはたしかだ。


数年後、読書に慣れ親しんだ新志谷憲一が古事記のページを開いたとき面白いと感じるか、そのまま気絶するかが人生の分かれ道であるような気がする。



僕はやさしく懐かしい看護婦を知らない。



おやすみ