昔の日記・・・。

突然、家の片付けをし始めたら昔の日記が出て来た。

片付けそっちのけで読み始めたら昔を思い出してしまった。

数年前は、まだまだ子供だったな～と。
なんか、何にでもすぐ熱くなるタイプだったんだと・・・・・。
しかも、恋愛に依存しきっていた。

そんな自分の日記を読み返してみると痛々しい。
恋愛の為に自分を駄目にしていたのかなぁ。

仕事の事。学校の事。彼氏の事。
色々と悩みは綴られていた。

色々な人に出会い、その時あった出来事などを書いていたが
今でもハッキリ覚えている事ばかりだった。

20才の時に出会った人の事がよく書かれていた。
「付き合おう」と言ったのは彼の方だった。
私より8才年上のカッコいい彼でした。

なかなか逢ったり、デートしたりは出来なかったが芯の強いしっかりとした彼が大好きでした。

彼が悩んでいる時も私は何もしてあげられず子供じみた事ばかりしてきました。

その当時はまだ若いせいか彼の気持ちを理解出来なかったんだと思いました。
私は自分が彼に想われているか常に不安で寂しさから他の男と付き合ったりしてしまいました。

彼が自分の生活に落ち着きを取り戻した頃に再び逢いました。
さすがに、彼は自分の足でしっかりと歩いていました。
そんな彼の姿を見て自分が情けなくなりました。

数年後、彼とは全く連絡が取れなくなり実家へ電話したら
「結婚しました」と彼の母。
それ以上は何も聞けませんでした。
今思えば、本当に彼の事が好きだったのに待てなかった自分が情けない。
私の人生の中で「幾之介」という人に出会えて本当に良かったと思える。
そして、彼が幸せである事を願うばかりです。

昔の日記は自分自身を振り返るいいきっかけになりました。

今、彼がどんな男になっているのか興味はありますが私もそれに負けない位の
大人の女になりたいと思うばかりです。